Dr.440 お若いですね(9月4日)
高齢者大学で講座を担当させていただいた。65歳から70歳ぐらいの方が多いという。3回生4回生の皆さん約100人に健康とコミュニケーション、第2の人生の生き方等についてお話と実演をさせていただいた。伝えたい中身は第2の人生を活き活き健康に生きるためには、「きょういく」「きょうよう」「ちょきん」が大事で毎日をいろんな用事(第2の人生ではこれを仕事と呼ぶのが良い)で埋めましょう。コミュニケーションでは言葉も大事ですけど、感情(心)がより大事です。みたいないつも言っていることを伝えさせていただいたが、その時最初に私が定年2年目(62歳)と言うことを伝えると、一斉に「え~そうは見えない。もっと若いと思った」「お若いですね」と歓声が上がった。「いやあ見かけだけですよ」と照れながらも悪い気はしなかったが(不思議と『若い』と言われると嬉しくなるが、本当の若者には『若い』とは言わないので、考えて見るとこれは自分が齢をとったということの証明か)、活動中に「二人ペアを作って、できたペアは手をつないでください」と言うと何組かの男女ペアはじっと手をつないだままだったり、熱い体育館の中でのドクターの無理難題指示に汗を拭きながらも楽しそうに取り組んでおられた。そんな取り組みの様子を拝見してこちらこそ言いたい「みなさん、お若いですね」。やはりこういう交流の場所に自分から参加しようという人はお若い。ドクターがわざわざ「今日行くところがあることが大事です」等と言う必要がない人ばかりだ。
☆熱い体育館での若作りドクターの無理難題指示に気持ちよくお付き合いいただいた真の意味でお若い生涯大学の皆さん

