Dr.2193 自己肯定感(2月7日)
来年度の教育で大事にしたいことの一つに「自己肯定感」(自尊心)の向上というのがある。これを取り上げたのには、いくつかの理由があるが、その一つは自分自身の実感がある。人から何か言われることがよくあるが、その時自分を支えているのがこの「自己肯定感」のおかげだからだ。
いろいろ批判する人はいるし、確かに自分に足りないところはあるが、でも自分にも良い所があり、自分はここに生きていていいんだという自分を肯定する思いが、そんな厳しい空気の中を生きる原動力となっている。
世の中完璧な人いないと思うが、人を批判する人に限って、自分のことはさておき、いいたいことを言う。批判にも聞くべきところもあり、向上につながるところは採用したらいいが、全てそのまま受け止めていたら身がもたない。
そんな時、自分を支えてくれるのが、「そうは言うけど自分にも良い所がある」もっと言えば、殊更いいところがなかったとしても「生かされている。生きていていいんだ」という、自分や自己の存在を肯定的に捉える気持ちがあると何とか乗り越えて行ける。
この自己肯定感は、子どもたちは勿論、全ての人に持ってもらいたい。そのためには、その人の存在や取組を肯定的に認めるということが大事だと思う。多くの人の肯定感を育てるためにも、人の(自分の)良い所を積極的に認めて行きたい。
ドクターの自尊感情は小さい頃の家族・周囲の愛情のおかげだと思っています。皆さん、自分大好きで行きましょう。
☆自然や生き物からも力をもらいながら、今日を明日を生きる力を貯めて行こう。
