Dr.1861 強さと優しさ(2月6日)
ある会合で、ある人の発言を強い口調で注意する発言があった。別の人も同じ論理で強く相手の人を批判された。ドクターはその人たちの強い発言を聞いて、「おっしゃる通り。なぜそこに気付かず、相手の言い分を受け入れようとした」自分を反省した。
どんな時でも、論点を冷静に整理して、どの相手に対してもおかしいことにはおかしいと言える強さを持たなければならない。その時は本当にそのように考えたし、そのような強い生き方にも一理はあると思う。
しかし、その後、ある本を読んでいて、「優しさ」や「柔らかさ」の大切さに改めて気付かされた。ドクター的には、こちらのほうが馴染みがある。
間違いを鋭く指摘して誰に対しても注意する強い生き方も公平公正という点で立派だと思うが、自分にはなかなかできそうにない。それよりも、柔らかく、摩擦を避け、優しさを持って自分から謝ることも辞さない生き方。これって、無難を第一とする軟弱な考え方だと思っていたが、この本によると、「優しさ」は生命の原点で、どの宗教の根底にある考え方で、決して強さに劣るものではないということだ。
良いタイミングで良い本(文)に出会った。これからは、冷静に自分にない強さや論理さは認めながらも、自分の持ち味である、柔らかさや優しさに自信を持って、こういう生き方・考え方で自分は行くんだということを忘れないようにして行きたい。
☆昨日は冷たい雪交じりの雨が降ってました。厳しい寒さを溶かす、あたたかい優しさや柔らかさを大事にして行きたい。何事も徹底しないのがドクターなので、ちょっと不安ですけど。これもまあ柔らかさと言うことで大目に見て行きますか。いい加減ですね。でもいい加減は良い加減だよーン。