Dr.1593 バトンを渡す(4月18日)
教員の籍を残しながら教職員大学に派遣されている先生に会った。ドクターも30代に同じように教員を一時休んで大学院で学ばせてもらった。
30代の学生生活、新鮮で毎日が学びの日々を送った。修士論文を書いて、その後研究を続け大学での研究者を夢見たが、その道へのお呼びもなかったし、今から思うと研究者の才能もなかったように思うので、研究者の道を歩めなかったことについてはそれほど悔いはない。
それよか、自由な大学院時代が懐かしい。その大学院生活を現在送っている後輩がいる。人生順送りだと思う。
そうこうしているうちに、大学空手道部のOB会から現役の活動の様子と会費の請求が届いた。これも自分が現役の頃、OBの皆さんに資金面・指導面も含めてお世話になった。今、指導のお手伝いはなかなかできないが、会費は払わせてもらって、自分が受けた恩は返したい。
これも順送り。バトンを渡すということだろう。バトンを渡すことは多くなってきたが、まだバトンを持っている場面や、これからバトンが来ることが想定される場面(遺族会の役など)もある。
自然な形で、バトンを渡したり、バトンを受け取ったり、受け渡しをスムーズに行って、自分がバトンを持っている間(部門)は全力で、でも自分らしく、ドタバタボチボチとやって行きたい。
☆現役の派遣大学院生と、かつてのええ加減研究者のドクター。あの頃もドタバタやってました。みなさん、ぼちぼちバトンを持っている間は自分のペースで走りましょう。