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Dr.1224 感謝を続けられるか(3月21日)

 日常生活を自力で続けられることの有難さは頭(理屈)では理解できるし、本やニュースでホスピス医などの方が、人生の最後に自宅に戻って家族と過ごせる患者さんや高齢者の方がどれだけ感謝と喜びを口にされているか等を語られているのを知ると、心から今自分が元気で過ごさせてもらっていることへの感謝の気持ちは現れる。

 しかし、そういう時が過ぎて、元気だけど殊更心躍らない日や時間を過ごしていると、何も痛みがないことや行動制限がないことへの湧き出るような感謝の心は日常的には出てこない。溢れる感謝の心があれば、日常生活が送れるだけで幸福感や充実感は半端なく出て来ると思われるのだが。だからといって、早くそうした厳しい状況になって、湧き出る幸福感を感じたいと待ち望んでいる訳ではない。

 とすれば、毎日を幸福感をもって生きるには、日々刻刻折に触れ何事もなく日常が遅れていることの有難さを、自分が辛かった時やそういう生活を送りたくても送れない(送れなかった)友人知人の無念さを思い起こして、特に何が無くても平穏な時間を過ごせていることへの感謝、その平穏な時間に少しでも好いことがあろうものなら、そのことが如何に有難いことかを思い知るようにしたい。そのためには、毎朝もしくは時間を見つけて、瞑想というのか自分の恵まれていることへの感謝を述懐する時をもつようにするのが良いのではないか。

 そして、自分の恵まれていることを認識した上での恩返しというのか、自分にできる貢献を精一杯やって行くようにしたい。そんなことを今朝考えましたが、これはまだ自分の習慣にはなっていないので、人様には偉そうに言えたものではないのですけど。

 ☆昨日は村用の後、水利委員として山裾にあるため池を点検しました。今日の思索などから考えれば、このことはものすごく恵まれたことなのだが、正直この時はそんな感謝の気持ちは忘れてました。これから精進していきます。

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