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Dr.1126 友に会う(12月5日)

 亡くなった友人の1年ということでご自宅の墓前にお参りに行った。お母様と奥様が出迎えてくださった。お寺さんが来られる前の慌ただしい時間ではあったが、友に会えて彼の話を聞かせてもらえて有難い時間になった。

 お葬式や今回のような周忌行事は逝った人のためと言うよりも、残された者にとって必要なものではとも思う。友達の少ないドクターにとって彼は唯一と言っても良い友人だった。自分にも友人が出来ると思えることは心の支えになるし、実際彼の存在は心の支えだった。

 お母様のお話をお聞きしてしていて、また生前の付き合いで薄々は気付いていたけど、彼と自分は正反対のところもあり共通した所もあるということがはっきりした。きっちり几帳面なところは大雑把でいい加減なドクターとは正反対だし、受容的な彼と突撃型のドクターという所も相反するが、愛情豊かに育てられ人に暖かく接するというのは似たところがある(自分で言うのもちょっと気恥ずかしいですけど)。

 やはりウマが合うというのは、自分と同じタイプと言うより自分と違う部分を補ってくれるような人とだ。

 生涯の友人は今はこの世にはいないが、心の中にはしっかりと生きている。ドクターもこの後何年かこの世で生きた後、彼と同じ世界に逝くだろう。遅かれ早かれと言うことで、そんなに大きな違いはないような気もする。

 節目の一周忌に彼に会えたこと、彼のご家族が今も自分を最愛の人の友人と認めてくださることに感謝しながら、生前の彼が認めてくれていた自分のような生き方を続けなければと思う。

 ☆無電柱化の河原町を通っても、一周忌に彼の墓前へ行けるかが気になっていた。念願を果たせて、自分は嬉しいし、彼も喜んでくれているだろうか。 

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