Dr.2288 今が一番幸せ(6月4日)
今朝の新聞投稿で、90歳代のお母さんが「今が一番幸せ」というのを口癖にされているというような話が書かれていた。週何回かデイケアに行ったりはされているが、特に何かをされているわけではないけれど、「今が一番幸せ」と言えるのは凄いことだ。
生きていると、心配不安も含めていろいろあると思うが、恵まれたところも沢山あるわけで、そこに焦点を当てて「今が一番幸せ」「自分は恵まれている」と思えるというのは素晴らしいことで、自分も見習いたい。
「今が一番幸せ」と思えるような人生って、一つの大きな目標だと思います。昔を振り帰って、あの頃が良かったというのはあるが(きっとその頃の大変な面は忘れてしまっているからだと思います)、今に焦点を合わせると、将来の不安やもっとこうであればなあというような気持に邪魔されて、今が一番幸せとはなかなか思えない。
今後は、今の恵まれている所もしっかり見て、感謝し、「今が(一番とは言わないまでも)結構幸せ」と思えるような心の持ち方を磨いていきたいと思います。
☆6年前の冒険広場。この写真を見ると幸せそうに見えるけど、あの頃「今が一番幸せ」とは思ってなかったかもしれません。振り返った時に今の幸せに気付くのではなく(それもいいかもしれませんが)、今が現在の時にこの時の幸せを感じられる力も磨いていきたいですね。皆さん今のプラス面を見る力、ご一緒にボチボチ磨いていきましょうか。

Dr.2287 未来の不安(6月3日)
直前の不安とちょっと先の不安の両方があるが、ちょっと先の不安の方が大きく感じ身構えストレスも多い。来週や再来週、又は何月頃に予想される気がかりな事というのは、長い間自分の頭の中に居座り結構エネルギーを消費する。
ただ、その日が目前に迫り、今日その時がやって来たとなると、何とかなるというのか何とかしなければならず、ずっと前から考えていたあれやこれやの気がかり程はダメージが少なく乗り越えるられるというのか、案件が過ぎていくという経験が結構ある。
ずーっと身構えていたので、覚悟を持って(最悪を想定して)事に当たるというのか、その時を迎えるので、想定していたほどのダメージ無くいけるのかしらん。それよりは、突然やってくる修羅場の方が精神的にきついような気もするが、要するに、想定している厄介ごと・気がかりもやがては(時間の流れとともに)過ぎていくと言うこと。
だから、将来は何も心配しなくて良いと言ってもそう簡単ではなく、人って元来心配性というのか、将来の不安に備えるという特質があるので、未来の不安は考えてしまうが、そういう未来の不安ストレスばかりで現在を潰してしまわないで、時が過ぎればその時も過ぎていくという、一種の開き直りの厚かましさも持って、何とか今日一日を乗り越えて行きましょう。
「明けない夜はない」という言葉もあるように、辛いことや苦しいことが続いてもいつかは終わる時がやってくる。希望を持ちながらも、何とか今日を終えて行きましょう。全てのことは何とかなるし、なるようにしかならない。未来の不安も、いつかは過ぎる。それを自分に言いきかせて、生かされている現在に大きな感謝の心を持って、今日もやるべきことにボチボチ当たって行きたいと思います。
☆6年前の今頃です。この子も今は大きくなりました。

Dr.2286 思い通りには行かない(6月2日)
昨日の午後は久しぶりに農作業の日で、黒豆畑用の畝立てを行ったが、田んぼの土が乾いていなかったので、畔の横面がコテでこすったようなツルツル壁面みたいになってしまった。去年の稲刈りの後、水も入れていないし、最近雨もあんまり降ってないのにおかしいなとは思いながらも、農作業が出来る日は限られているので、ピカピカ法面畝立てをやった。
後で、畝立てが終わってから、溝の水が排水溝に落ちるように、土を浚えていたら、やけに多くの水が出て来るのでおかしいなと思って、どこから水が来るのか見に行ったら、その田んぼの取水口が壊れていて、他の田が水を入れられたら、その余り水がウチの田に入っていることが分かった。それで、なかなか乾かなかったのかと得心はしたが、急に取水口を直すわけにも行かず、今後どうやって水の侵入を防ぐのか悩みどころだ。
考えようによっては、植物の熱さ対策で、畑の溝に水を通すというのも言われているので、自動的に水が通るかもしれないと楽天的に考えることもできるけど。
何にしても、農作業における水の問題だけでなく、人生思い通りには行かないことは多い。いろんなトラブルも急にやってくる。思い通りには行かない人生、日々ですが、あんまりこだわり過ぎずに、やってきた状況、環境の中でできることをやって行くしかないですね。
というわけで、今日もいろいろ何かとあると思いますが、こだわらず、とらわれず、出来ることをボチボチ全力でいきましょう。
☆昨日誕生日のドクターは、6月1日丹波篠山市の善行者表彰の日でもありました。誕生日も自分で決められる訳ではないですけど、いいこともありますね。プラス面を見て行きましょう。

Dr.2285 人生あっという間(6月1日)
今日が誕生日で68歳になった。60歳で定年してからも8年目になる。いろいろあったけど、今考えればあっという間のような気がする。いろいろ仕事上も、健康上も課題はあるが(血圧が高い、腰が痛い等)何とか元気に毎日を過ごすことが出来ている。
自分の意思だけでなく、流れとご縁によって、若い時には想像できなかったような面白い人生を送らせて頂いている。感謝しかない。もちろん、大変な時も多いが、何とか過ぎて68歳まで生を紡ぐことが出来ている。
人生何が良くて何が悪いか等簡単には言えないし、その判断は自分がするものだし、何事にしてもプラスマイナス両面あるものだしということで、自分が今の状況を肯定的に捉えて(意識的にプラスに捉えて)、元気を保ちながら(いわゆる元気ではなく、何とか生活できていると言うことも含めて)、生かされている間、ご縁を頂いている間、自分の役割をボツボツ果たしていきたい。
皆さまも、いろいろあるとは思いますが、何とか日々を紡いでいってください。いろいろありますけど、何とか今日一日を過ごしていきましょう。
☆市役所の裏口玄関前。思わぬところにいい景色がありますね。ホントに人生あっという間という感じです。これからもあっという間かな。

Dr.2284 大勢の中の孤独(5月31日)
人間は社会的動物(群れる本能で生き残ってきた)なので、本能的に孤独は嫌なものとお思い、孤独を避ける気持ちが誰にでもある。半面、トラブルや悩みの大方は人間関係に起因するとも言われ、人付き合いを煩わしいと思う人も一定いる。
適度な孤独というのか、ほどほどの人間関係が良いと思うのだが、これがなかなかそう簡単には行かない。ドクターは人との会話は好きだが、自分からどんどん人間関係(友達)をつくろうというタイプではない。どちらかというと孤独タイプかもしれない。
一人の孤独よりも大勢の中の孤独がきついといわれることもあるが、昨日の懇親会ではほどほどの話し相手に恵まれた。もっとずっと話をしている人もあれば、一人でいるのが多い人もいた。それぞれの居心地の良い密度の過ごし方が出来ていればいいのだが、どうだっただろう。
ドクターとしては、みんながどんどん話している時に、ずっと一人というのは嫌だが、無理に自分からどんどん話しかけに行くタイプでもない。トータルとしては、程よい程度の人間関係だったと思うが、何かしら気分爽快というのでもない。やはり普段の自分のペースがいいのかもしれない。こういう大勢の人が集う場はなかなか過ごし方が難しい。いろいろな心配とどう付き合うかに加えて、大勢の中の程よい過ごし方、こっちも又、研究して行きたいと思います。
☆木の上のサギ。大勢で群れています。研究すること多いですけど、今日も何とか過ごして、ほどほどの元気を残して明日を迎えられrますように。
