Dr.20 かぶれる
ドクターは植物にもかぶれるが、聞いた話や読んだ本の内容にもかぶれる。すぐに影響されるタイプだ。そしてかぶれた内容をすぐに人に言いたがる軽薄なタイプでもある。今朝も「仏教」に関する本をチョイ読みして、そこに「人生は苦である。お気楽に暮らすことなど出来ないとあきらめなければならない」というようなことが書いてあって、ショックを受けている。退職して(退職前もそうだが)「お気楽な毎日」をめざす身としては、お気楽はあり得ないと偉い仏教達人が言われるのだから困ってしまった。しかし、真理は「人生は苦」なのかもしれないが、それでもやはりかなわぬまでも「お気楽な毎日」「上機嫌な日々」を目指したい。そうだ、最早かぶれついでに、破れかぶれでそうしよう。達人の言葉は「お気楽な毎日」を目指すのは勝手だが、かなり難しいことなので気合を入れて臨んで、少しでもお気楽を感じたらそれに感謝を忘れてはいけないよ、という教えと曲解しよう。これ結構いいと思うのだが、だれかドクターの言葉にかぶれませんか。
☆昨日は快晴の嬉野台生涯教育センターで母校のS東雲高校1年生に冒険案内をしてきた。みんな可愛く一生懸命で母校の未来に安心を感じ、嬉しくなって熱く語ってしまったが、だれかドクターの言葉にかぶれてくれたら嬉しいな。冒険の手法とは違いますけど。
☆冒険に行く前に見た快晴のおもちゃ王国。最近は移動中に出会う良い景色に感動するのにかぶれている。
「ドクタートラクター」の内容を追記しました
「ドクタートラクター」の内容を追記しました。
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Dr.19 トレーニング効果
近所のトレーニングセンターに通っている。通算1650回にもなり、毎日通っても5年くらいかかる勘定だ(実際には20年以上通っています)。今回言いたいのは、回数の自慢でも、トレーニングの結果ムキムキの体になったということでもなく(実態は何回通っていてもポチャポチャ体です)、トレセンに通っている結果いろんな人と出会うことができるという効用についてだ。この間は篠山東雲高校(ドクターの最初の絶こうちょう校)の卒業生Tさんに出会った。彼女に「元気?」と声をかけたら、「お陰様で、〇〇介護施設で元気にやってます」という返事が返ってきた。彼女の口から「お陰様」という言葉が出ようとは、在学中からは考えられない成長だ。大体トレーニングセンターで運動しようということ自体が驚きだ。彼女のほかにも多くの教え子たちに出会う。みんな社会人として逞しく成長している。かつての生徒たちの成長した姿が見れるのもトレーニングに通う効果だ。こんな嬉しい効果があるトレーニングは、回を重ねるごとにランニングマシンのスピードが落ちようとも、ベンチプレスの重さが軽くなろうとも当分止めることができない。
☆トレーニングでは教え子のほかにもいろんな人に出会う。市内のT中学校、S高校のALT達と。彼らとの会話はもちろんドクター得意のブロークンイングリッシュだ。この写真を撮っていただいた施設のおじさんとも仲良しになれました。
☆昨日の新聞に載せてもらったが(写真参照。「子育てママ」の方ではない)、これはトレーニング効果というよりは営業効果か。ありがとうございましたT新聞様。
Dr.18 表と裏
何事にも表と裏、善と悪、プラスとマイナス、良いことと悪いことの2面がある。私たちは通常物事の一面ばかりを見てしまい、意識しないとその裏面というのか別の見方に気が付かない。意識的に複眼で両面を見るようにして、良いことがあっても浮かれ過ぎず、悪いことがあっても落ち込みすぎないようにしたい。特に一見マイナスなことばかりが続くと落ち込み元気がなくなり、いつまでもその気分を引きずることになるが、それは避けたい。そのためには1日や一連の出来事を振り返って、悪いことばかりでなかったことを思い出し、一見悪いことと思ったことも、人生にはそういうこともあると受け流し引きずらないようにしたい。一見悪いことにも、調子に乗っている自分を戒める機会になったり、しんどい人の気持ちを理解するのに役立ったりするというプラス面もある。要は毎日をお気楽に上機嫌に暮らすためには、マイナス感情をためこまないことだ。裏面ばかりを見ないようにしたいし、裏面もたまに見るのは悪くないぐらいな達観がいい。
☆この間のK明学院中学校研修のクロージング(活動の最後に今回の活動を振り返り一体感を感じる活動)でフィンガーチェーンをやったが、通常は上からしか見えないチェーンを、今回はポチが輪の中に潜り込んで下から撮ってくれた。物事を両面から見る適例だ。
☆最後の振り返りである先生が「実は私はこういう活動は苦手だったんですが、今日は良い雰囲気で参加して良かったです」と明かしてくれたが、自己開示させてしまったのが良かったのかどうなのか。
☆営業で回っているとドクターを知ってくださっているところでは校長室に通され校長先生や教頭先生から歓待されることもあれば、ドクターを全く知らない方から冷たい言葉を浴びることもある。その冷たさのお陰で、暖かさのありがたさが分かります(多少無理してますけど)。
Dr.17 冒険ネーム
「ドクター」もそうだが、我々冒険仲間はお互いを冒険ネームで呼び合っている。冒険ネームがニックネームやあだ名と違うのは、あだ名は主に周囲の人から付けられたもので中には当人が嫌な場合もあるのに対して、冒険ネームは名乗る本人が決める言わば「呼ばれたい名前」であるということだ。冒険活動中はお互いを尊重する「フルバリュー」という原則が大事だが、その象徴が活動仲間を(本人の意思を尊重して)その人が読んでほしいという名で呼ぶということだ。普通は「ケンケン」や「恋ちゃん」「がくさん」のように名前や苗字から呼ばれたい名前を決めることが多いが、中には「たこやき」(丸顔な人)や「ポチ」(犬顔な人)、「クジラ」(体の大きい人)や「チャアシュー」(太い人)など、こちらが本当はその呼ばれ方「嫌んとちゃうん」と心配するような名前を名乗る人がいる。でも本人がそう呼んでほしいというのだから、それを尊重する。先日「ポチ」の紹介で「コンチャン」と一緒に神戸市にあるK明学院中学校の職員研修に行ったが、「何故冒険指導者は冒険ネームを使うのか」という話題になって、ドクター(お気楽なおっさん)が「指導者が〇〇先生や講師と呼ばれたのでは対等な学びが出来ないから」と答え、コンチャン(岡山から来たまじめなおっさん)が「非日常の世界へ入りやすくなる」みたいなことを答え、それを今回企画代表のポチと滋賀から見学に来ていたレッド(ともにおっさん)がうなずきながら聞いていた。話はややこしい、いい年齢をしたおっさんがポチやレッド、ドクターやコンチャンと呼び合っているのは紛れもなく非日常だ。皆さんも自分が呼ばれて気持ちの良いネームを名乗って、非日常から冒険を始めませんか。
☆先週土曜日にあったK明学院中学校での職員研修。ドクターとコンチャンが指導し、ポチとレッドが観察した。冒険ネームはおっさんしか使ってはいけないというルールはないので皆さんの名乗りをお待ちしています。
☆指導依頼はほとんどないので、営業に回るドクター。奥の美人は西陵卒業生ということがわかり、以前の「絶こうちょう」名のお陰で盛り上がりました。手前の紳士はドクターが尊敬する先生。知り合いばかりを回っているようでは非日常ではないですね。