Dr.694 思い切り(6月11日)
近畿地方が梅雨入りし結構な雨が降っている。雨は嫌だし災害も心配されるが、農作物にとっては恵みの雨だ。特にここ何日間かは雨が降っていなかったので、水不足の田んぼや畑にとっては待ちに待った雨だと言える。ドクターもこの前の日曜日に黒豆の種をセルという容器に撒いたが、この時点では畑はカラカラに乾いており、苗を畑に移植する10日後までに雨が降らなければどうしようかと思っていた。不安はあったが、まあ何とかなるだろう(10日間のうちには雨が降るだろう)と思い切って種を播いた。天気予報では雨マークも出ていたが100%当たるわけでもないし、どの程度の雨が降るかは本当に分からない。今回まとまった雨が降ったことで、黒豆苗の畑への移植は何とかなるだろうが、今度は移植予定の日に雨が降っていたら作業がやりにくくて大変だという心配も出て来た。一つ心配が消えたら、また別の心配が浮かんでくる。こんなことは心配性の人にとっては、豆植えの他にも一杯ある。楽天的な人はこんな風には考えないかもしれないが、普通の人には心配性が多い。何故人間には心配性が多いかという考察は以前にやったが、要するに人類は自然界では心配性と言うのか最悪を想定する力がなければ生き延びられなかったので、心配性DNAがある人が生き残ったという説だ。ともかく心配性の人は、生きて行く上で(豆の種を播く上で)心配していたら何もできないので、どこかで「(何とかなるさという)思い切り」が必要だ。この思い切りと言うのか何とかなるさ精神を磨いていけば楽天的で生きやすい人になれるかもしれないが、大きな打撃を受けるかもしれない。でもそんなことを心配していたら楽天家にはなれない。
☆思い切りをもって黒豆の種を播いた日曜日には雨が降るかどうかは分からなかったが、今朝はドクターの思い切りにこたえるかのように雨が降っている。こうしてドクターは「思い切り」や「楽天思想」の大事さを磨いているが、単に人生投げやりになっているのかもしれない、嫌々そうではない。



Dr.693 こんな時に限って(6月10日)
毎朝のランニング(歩いているおばさんより遅い)の後、母がつくる野菜畑用水桶を軽トラで運んでいる。狭い道路の真ん中に車を停めて、道路側の畑に水桶を降ろす。田舎の早朝、畑横の狭い道路を通る車は基本的にはない。今月朝6時から7時の間の時間帯では、99.8%は車は走っていない。残りの0.2%はドクターの水運び用軽トラと牛乳屋さんの軽トラだ。その軽トラ同士が出会う確率は何百分の一だと思うが、それがこの間一緒になった。ドクターが軽トラを道路中央に停める数分のうちに他の車が来たら嫌だなと思ったところへ、牛乳屋さんの車が見えた。こんな「こんな時に限って」と思うことは、他の場面でもよくある。たいていは自分にとって不都合な場合が多いが、時にはプラスの場合もある。人通りの少ない道で自動車がパンクして困っていたら、近くの自動車整備会社の車が通りかかるような場合だ。その親切な自動車屋さんはその後ドクターの行きつけのお店となっている。ここで気を付けたいのは、不都合な「こんな時に限って」は必ず起こるので常に最悪の事態を想定しておくことと、都合の良い「こんな時に限って」を呼び込むには日頃から人のためにできるだけのことをする習慣をつけておくことと、起こったご縁は大切に続けておくことだ。今日もどんなプラスの「こんな時に限って」事態が起こるのかを楽しみに生きています。
☆先日人通りの少ない踏切でたまたま止まったら、運よく電車が通りかかり運よくカメラを持っていた(ドクターの場合は大体カメラを持っている)ので、たまたま踏切を通過する電車の写真が撮れた。でもこれはよく考えると、たまたま踏切に引っかかったのは必ずしも運が良いとは言えず、踏切で止まったら電車が通るのは当たり前だ。ポイントは「こんな時に限って」起こった事態を、たまたま運よくと見るか、運悪くと捉えるかの心の持ち方かもしれない。

Dr.692 不得意な分野(6月9日)
議員有志の研究会でzoomを使ったリモート会議の研修をリアル対面でやった。ドクター丹後のタブレットだけzoomのインストールが出来ず、講師の方に20分ほどかけてやってもらい、他の参加者の貴重な時間を浪費してしまった。講師や他の方に申し訳なく思うものの、機械が不得意なドクターは何もできずドギマギ。その後、地元農協支店を訪れJAネットバンクの「かんたん初期設定」に挑むこと1時間40分、作業はパスワードや個人情報もあるため支店長(ドクターが大口預金者だからというわけではなく、もともとこのネットバンクを勧めたのが支店長だったため付き合ってくださった)や農協職員に見守られながら、ドクターが自分のスマホでたどたどしくやった。特にパスワードやログインID等が何種類もあり、しかもそれが同じようなものではだめ(例えば最後の数字を1つ変えるだけ)で、その同じようなものがダメと分かるのに電話相談窓口に何度も電話したりの大騒ぎで、大量の時間と関わっていただいている皆さんへの大量の申し訳なさとマスク周りの大量の汗と格闘しながら、最後は自宅に戻って何とか「かんたん初期設定」ができた。このネットで残高確認や振込ができるネットバンクは便利だが、これほど手間取るとは機会オンチにもほどがある。ドクターの不得意分野はこのほかにも、「間食の節制」「初対面の人との対話」「妻との会話」「不得意分野の克服」など数百はあるが、何とか生きては来た。昨日も何とかzoom会議に参加し、何とかネットバンクにつながった。生きては行けるが関係者に多大な迷惑をかけるので、やはり不得意分野は少ない方が良い。
☆不得意分野の機械操作で疲れ果てて帰宅後、息子の仮免許練習に付き合った。やっぱり不得意分野で人に迷惑をかける分、得意分野で人に貢献しないと。心配は仮免許講習がドクターの得意分野かどうかだが、そんな細部にこだわらないのは間違いなく得意分野だ。


Dr.691 地元か市全体か(6月8日)
先輩議員と話していて、「議員になると必ず地元(の利益)か市全体(の発展)かで悩むことになる」という話をお聞きした。地元の声を市政に届けるのも、市政全体の発展を考えるのもどちらも議員の大事な役割だからだ。例として「清掃センターを地元に作る案が出て来た時」を挙げられ、市全体としては清掃センターが要ることはわかるが、地元としては環境問題などが心配で賛成できないというような場合だと話された。その方は冷静に清掃センターの立地条件等を考え、地元に作る合理的な理由がある場合は地元を説得するというような話をされたと思うが、未だその明確な覚悟が持てないドクター丹後としては、そのような問題が起こらないことを祈るばかりだ。それにしてもこのような「どっちをとるか」の問題はこれまでの人生でも経験がある。最近ではドクターは講演でも「も」の精神ということを強調しているように、二者択一ではなく「共生」の道を探るのが良いと考えている。清掃センターの例でいうなら、どうしても地元に作らなければならないなら最新の環境配慮型の設備を作り、さらにそれを核に環境にやさしい村づくりを進め、その施設や村の良さを内外に発信することで見学などで訪れる人を増やして地域の活性化につなげるというような感じだ。作り話なので話が出来過ぎてるような感じもするが、発想の方向としてはこの2案の統合というのか昇華発展の方向でやっていきたいと本気で考えている。こういう事態が起こらないことも本気で祈っている。
☆最近あった村の共同作業、共有地の草刈り。自分の時間を削るか、村のためかと考えるのではなく、地域の人と一緒に作業をするのが楽しい時間と考える。実際に滅多に会わない人とお話しするのは楽しかった。


Dr.690 天気を選べない(6月7日)
雨の降らない時期が続いている。農業者としては水田の水不足が気がかりだ。村の水利組合長ドクター丹後は、昨日と今日の二日間、村の池の樋を抜いて落水することにした。さも自分の決定にように言ったが、村の人に言われてそうなった。晴天が続くのは有難い面もあるが、あの雨の中の田植えは何だったのかと思わないこともない。こんなに良い天気が続くのなら、何もあの日にしなくても良かったのに。しかし、あの時はあの日しかなかったという思いもある。諸般の事情で悪天候でも実施しなければならなかったのだ。人生のイベントでも好天(順調な時期)が続いて、いつでもなんでもできるのにと思うほどの時期もあれば、悪天候続きでどの日になにをやっても辛いが、この日が一番マシそうなので無理を押してその日にしんどいことをやってしまうというようなことだ。後でこんなに好天が続くなら、もう少ししんどい行事を分散できなかったかとも思うのだが、人生天気も現在の天気みたいに自分で選べない。天気も人生の天気(転機)も自分で選べない。後から考えるように理想通りにもいかない。その時々の判断で天気と悪戦苦闘しながらベストをやるしかないか。
☆他の水利委員と共同で堰の点検をするが、人生の天気も実際の天気もなかなか思い通りには行かないというのが、これまで生きて来ての実感だ。




