Dr.1541 無為(2月20日)
何かのために仕事や業務をやる事はあるけど、そういうことではなくただやりたいから、習慣だからやっているようなこと(いわば無為自然なこと)も結構あると思う。
何のためにもなっていなければ生産性がないという人もいるかもしれないけど、人生自体が必ずしも生産性のために生きているのではないように思っている。
遠方の友とたまにあって飲んだり語ったりするのも生産性のためではないけど、生きる嬉しさ楽しさに繋がる。
ドクターの日課の一つに毎朝の散歩のようなランニングがあるけど、これも少しは健康にいいだろうけど、そのためというよりは習慣でやっている。
これからも、義務で何かのためにやらなければならないことはあるだろうが、大半は何かの役に立つかどうかなど気にせず、やりたいからやる、何かあんまり深くは考えないけどやっている、生きているみたいなことで行くのかな。
無為自然でこだわらない人生、生かされている人生、ご縁と感謝と人に元気をお届けすることを忘れないように、たんたんと、ぼつぼついきましょう。
☆池の見回り行きました。気になるから行く、それだけです。

Dr.1540 友あり遠方より来る(2月19日)
列車で1時間30分ほどのところに住む大学時代の友人が会いに来てくれた。1時間30分はそれほど遠方ではないかもしれないが、お互いに気になっていたけどバタバタしていて20年ほど会えていなかった。
ドクター無二の友人は2年前に亡くなってしまったので、今回訪ねて来てくれた彼が今では一番の友人と言っても良い。大学空手道部で最後まで残った4人のうちの一人だ。
60代半ばこの辺の年代になると、学生時代の若い頃の友人が気になり出す。いつまで生きられるかは分からないので、身体が元気で会いに行く行動力も残っているうちに会いたいという思いが募るのだろう。
高校時代の剣道部仲間とは年に何回か会っているし、ラインの交換もしている。それに加えて、大学時代の空手道部仲間とも再開できれば嬉しいが、こちらはまだ全員が揃えるかは分からない。
いくつになっても新しい友達ができることは素晴らしいが、そうは簡単にいかない。古くからの友達を大事にしながら、新たな人との出会いも積極的に進めて行きたい。私的なつながりのポイントは相性にあると思う。公私ともにできるだけ多様な人との出会いを通して、学びと癒しを広げて行きたい。
Dr.1539 高齢期のヒント(2月18日)
高齢者大学の閉講式に参加した。閉講式の前に学習発表会があって、この一年学んできた歌や踊りや楽器の演奏などが披露された。コロナ禍で中止されていたので4年ぶりの開催だが、演じる方も客席も大盛り上がりだった。
高齢者大学は高齢期を元気に生きるヒントが詰まっている。新たな学びに、仲間とのつながり、高齢期に必要と言われる「きょういく」の今日行くところがある。
何より一つのことに打ち込むのが良いようだ。こんな姿を見ていると、これと言って打ち込むものがないドクターとしては不安にもかられるが、これまでの人生を振り返っても、空手や狂言、古文書、冒険教育、トレーニングなどいろんなものに打ち込んできた(というほど専門性は高まってませんけど)ので、又何かに出会えるかなと言う期待はある。
ご縁・流れ・大きな力等に導かれての心安らかな生き方の探求なども、も少し極めたいテーマだ。ともかく、仲間・友・触れ合う人がいると元気になるのは、高齢者大学の皆様を見ていてはっきりと分かった。人間関係はやっかいなのもあるけど、良い人も多いのでボチボチ広げて行きたい。
☆高齢者大学の前にお茶席による高齢者(前期高齢者ドクター)とかつて一緒に仕事(冒険講座)したことある人。人とのつながりは大事にしたいですね。




Dr.1538 間を探る(2月17日)
人生何事も思い通りには行かない。100点満天の選択でなくても、落としどころと言うのか、この辺なら仕方がないという線を探ることも時には必要になる。
妥協と言うとマイナスイメージだが、0か100かという考え方では前に進まないことも多々ある。ドクターなどは性格的にも、完璧にこだわらず、だいたいで生きているので、直ぐに落としどころを探ることになる。
もう少し理想を追い求めよという声も聞こえてきそうだが、根本には「生かされている自分」と言う考えがあるので、自分の思いにはそうこだわらない。大きな意思や流れの中で自分にやってきた役割や決定を受け入れていくという生き方をしている。
自分の思いは流れの中で、出来る範囲で発揮できればそれでいいという思いがある。流れを信頼しているので、結局はそれが自分らしさに合致している。有難い人生に感謝しながら、これからも間を探って生き進んで行きます。私達を生かさしめている大きな力を信頼して、歩んで行きましょう。
☆小学校に張ってあった、高校のポスター。広報頑張っておられます。

Dr.1537 何事にもプラスが(2月16日)
渦中にある時には冷静に見れないかもしれないが、何事にもプラスがあることを忘れてはいけない。例えば、ある難しい案件を共に闘うというのか取り組んできた人とは、連帯感と言うか心が近くなって気持ちの共有・信頼関係が出来るように思う。
難しい案件を通さないでも信頼関係ができるのがベストだが、性格的に初めは違うタイプの人の心が近づく為には共闘が一つの契機になることはある。
このように、何事にも両面あって、只中にいるとどちらか一面ばかりが強調される。プラス面が強調され気持ちが高揚する時にはそれに酔うのもありかもしれないけど、マイナス局面でそこにプラスもあるのに気付くのにはちょっと余裕と言うのか、冷静さと、これまでの体験が有効だと思う。
振り返れば、過去の厳しい体験が自分を成長させた面もあるコトが分かる。渦中は苦しいばかりだったが、過ぎて後から思えばプラス面もあったことがわかる。渦中にある人も心が折れてしまわないように気を付けながら、何とか対応していきましょう。後から考えたり、ふと立ち止まれば、マイナスだけではないことが分かるのだから。
☆母校の小学校を訪ねました。今から思えば楽しいことが多いですが、渦中にはいろいろあったかな(あんまり覚えてないですけど)。
