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Dr.726 やっぱり学校(7月17日)

コロナ対策も含めて今の学校のお困りごとをお聞きしようと小中学校を訪問した。学校には当然子どもたちがいて、新参訪問者のドクターにもあいさつや話しかけてくれる。特に20分休み中だった小学校では子どもたちが元気に遊んでいて、いろいろと話しかけてくれた。「おっちゃんも学校の先生」、これは旧知の先生と一緒に居たドクターに1年生がかけてきた言葉だ。「昔はね」と答えたが、未だに先生臭が出ているのかと気になるとともに、小1の鋭い感覚と物怖じなく新奇の来校者にも話しかけてくる元気さに心が弾んだ。その小1生たちは『仲間集め』というのか、ジャンルごとに指定されたマスにサインをもらう活動をしていた。「先生」とか「5年生」とか「職員室の人」とかの欄にもう幾つもサインを集めている子もいれば、まだ空白の子もいた。ドクター訪問に対応して頂いた校長先生も早速子どもたちにサインを頼まれておられた。やっぱり学校はいい。子ども達といると元気が出る。授業もマスクを付けながらだが、だいぶ落ち着いてきたと言う。だが、これから行事や暑さ対策など考えなければならないことは一杯あるようだ。やっぱり自分は学校の人かと郷愁に浸る反面、もはや退職後の生活も長くなったので正直違和感も感じる。現在の自分の拠り所・アイデンティティはどこにあるのだろう。最近なったばかりの議員でもまだないし、冒険指導も昨今はないし、素人に毛の生えた程度の百姓でもなく、安定した家庭も打ち込む趣味もない。根無し草のようなふわふわした存在。でもそれで元気に暮らさせていただいているのは有難い。今後は退職後のふわふわ人生の元気な生き方を提案する人を模索しよう。きっと同じような問題を抱える人はいるはずだ。まだまだ探求途上だが、今のところの答えはやっぱり「流れとご縁に任せて、やる羽目になったことを適度にやる」なのだが。

 ☆学校の様子を伺うため小中学校を訪れ、「やっぱり学校はいい」とも思うが今ではもう自分の場ではない。法人の共同作業にも出たが農業も地域も未だ本腰を入れた寄る辺ではなく、もしかしたら今の一番のアイデンティティはブロガーかもしれない。いつまで続くか分かりませんけど。

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