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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.1415 先ずは今日一日を(10月26日)

 毎日毎日いろんなことが起こる。いいこともあるけど、たいていは良くないことだ。今日はどんなことが起こるだろう。明日はどうなるだろうと、怖れてばかりいたのでは心身がもたない。

 先ずは今日一日が終えられれば良しとしたい。刹那的、短絡的な生き方といわれれば、それはそうだと言うしかない。それは分かっているが、先ずは今を生き延びなければ、そしてできれば機嫌よく過ごせなければ自分がもたないし明日がない。

 そんなわけで、一般的にはお勧めできないが、そうでもしないと生きるのがしんどいという人にはお勧めだ。先ずは今日一日をやりとげる。やりとげた後ホッとする。自分にご褒美を与える。ドクターの場合は、一杯飲みながらの夕食ですけど、これは人によって違うと思います。

 長期的な見通しを持って、目標に向かって生きられればそれに越したことはないと思うが、一日一日を生きるのが大変な人には、なかなか長期的な展望までは描けない。

 先ずは生き続けることが大事だ。そしてできれば、日々を幸せに生きる。毎時間が幸せでなくても、せめてその日の中に一つや二つの楽しみを見出す。そんな感じで、生き延びて行きましょう。先ずは今日一日を自分も、周りの人も楽しくなるように心掛けて、笑顔で行きましょう。

 ☆昨日の楽しみは、ここへの出張で、1時間半ほど車で運転すること。今日も何とか一日を生き続けます。皆さん、ボチボチ行きましょうね。

Dr.1414 あなたがいるから(10月25日)

 「あなたがいるからぼくがいる」歌の歌詞ではないけれど、この人がいるから今の自分があるという人がいる。

 厳しいことを言う人もいるなか、今の仕事を続けられるのは、中にドクターのことを肯定してくれる人がいるからだ。全員に否定されている訳ではなく、自分と同じ考えの人もいる、自分の考え方を支持してくれる人もいると思えることは、どれほど心強いことか。

 思えばこれまでの職場でも、厳しい意見を言われることもあったけど、子どもたちや職員の中にも自分を支持してくれる人がいて、それが自分のやり方を続ける力になった。

 万人に好かれればいいけど、なかなかそうはいかない。余裕のある時には自分に厳しい意見も必要だと思えることもある。しかし、毎回言われたり、そろって言われたりすると結構こたえる。言い返そうと思っても論理的に言い勝つ能力はないし、その人がいなくなっても又誰かが出て来る。

 そんな時頼りになるのが、自分のことをいつでも悪く言わない、自分のことを肯定的に認めてくれる人の存在だ。その人たちのお陰で、今の自分はもっている。「あなたがいるから僕がいる(僕はもっています)」。今のドクターを支えてくれている人たち、これまでからドクターを支えてくれている人たち、このブログを読んでくれている人たち、皆さんのおかげで何とか機嫌よくやっていけています。ありがとう、ありがとう、本当にありがとう。ご恩を忘れず、ドクター流で行けるところまで行きたいと思います。ご一緒に、みんなが元気になれる世界を。(なんか辞世の句みたいですけど、特に何かあったわけではないですので、ご心配なく)。

 ☆よく見ると自分を応援してくれている(と自分が勝手に思う)人や自然があります。

Dr.1413 たった一度の人生(10月24日)

 「たった一度の人生」というタイトルで、元国会議員、前市長のNさんの講演を聞いた。自分の人生を振り返りながら、人生の決断時に気合を入れて、自分のしたいこと、望む方向へ思い切って踏み出さなければならないというお話しだった。

 話は上手でユーモアもあって、とても面白かったが、たった一度の人生とかかけがえのない人生とか固く考えすぎてはいけない、決断にしても自分の意思だけでなく、流れやご縁に任せてお気楽に行こうというドクターの主張とは正反対でちょっと動転してしまった。

 しかし、よくよく考えて見ると、Nさんも自分の意思だけでやりがいのある人生を実現したわけでなく、普通の主婦から国会議員への転向にしても、党の方からそういうお話がやってきたからだし、夫に相談して夫の意見が2転してたまたま出馬と言うことになったと言っておられた。

 これはドクター流に言うと、そういう流れに従っただけということになるのだが。流れ派としても、流れに乗っていくには、思い切りと言うか勇気がいる時もある。そんな時にその思い切りができたのをNさんのように自分の決断と考えるのか、ドクターのようにその決断を自分にさせたのも大きな流れと考えるかだけの違いのような気がする。

 Nさんの言う決断派で折々に決断していくというのが生き方というタイプはそう生きられればいいし、ドクターのようにそれではちょっとしんどいというタイプは、流れやご縁派として無理しない決断(決断と言う言葉も良くない)というのか生き方をしていけばいい。

 ドクター流れ派としても、人生どうなっても良いと言っているわけではなく、そりゃ機嫌よく充実していたと思える方がいい。でも、それにこだわり過ぎていては人生が重苦しくなりすぎるので、たまたまの人生、どう動いているかは流れに任せて、お気楽に日々を機嫌よく生きられればそれで十分と考えようと言っているだけだ。たまたま生まれてきた人生だけど、機嫌よく終われる方がいいとは思うけど、そこへどうやっていくかということだ。せっかくの人生と力を入れるよりは、たまたまの人生と思って力を抜いて考えた方が生き易いということ。どちらも人生の目標は幸せに生きるという点では共通していると思います。

 良かった。Nさんとそう違わない考え方と言うことになって(勝手な解釈ですけど)。勝手な解釈でも自分が腑に落ちるように考える。これも流れ派が得意とするところです。

 ☆スクリーンがあるので時間が余ったら何か移すのかと思ったら(ドクターの講演はそうでした)、話が弾んでまだまだ話したりない感じでした。講演の面白さという点では全くかないませんでした。

Dr.1412 受け継がれている(10月23日)

 最後に校長をした三田西陵高校の創立30周年記念式典があり参加した。セレモニーのあと、テレビでも有名な歌手で俳優のTさんが講演をして盛り上がった。講演の時に、生徒達も手を振る、立ち上がって手を振る、拍手するなどステージを一緒に盛り上げていた。

 来賓紹介で10代校長として紹介された時、手を振って「おめでとうございます。私の大好きな西陵高校。笑顔と上機嫌力を大事にして、高校生活を楽しんでください」と短くあいさつした。来賓紹介で手を振る来賓も来賓だが、それに会場の生徒の何人かが応えてくれた。

 日常を機嫌よく過ごすことでは、どこにも負けない西陵高校生。その伝統が受け継がれているのが、感じられて嬉しい。

 ステージの合間に、かつて一緒に勤めた先生と話をしていると、やってきた生徒が「先生のこと知ってます。兄がお世話になりました。テレビに出ましたよね」と話しかけてくれた。その子の兄はよく覚えている。柔道部のキャプテンで、細身だけど筋肉バリバリの生徒だった。今は就職して元気でやっているようで安心した。

 ここでは何百人もいる生徒の中で、彼の兄を覚えている自分をほめてやりたいが、この直ぐに自分を褒めるお気楽さと機嫌よく高校生活を送る生徒たちの気質がマッチして、とても気持ちの良い校長時代を過ごさせてもらった。

 自分の残してきたもの(もちろん自分だけでなく多くの人の力によってですけど)が、受け継がれているって嬉しい。生きてると、時々このような嬉しいことに出会えるのがいいですね。

 いい一日でした。今日はどうなるか分かりませんけど。まあ何とかなって、嬉しいこともいくつかはあるのではないでしょうか。やっぱお気楽ですね。

 ☆控室で歴代校長たちと。合間には現役生徒達やかつての同僚先生と。今日あったの初めてやけど、このノリ。受け継いでます。

Dr.1411 道しるべ(10月22日)

 世界幸福度調査の上位国フィージーでは、「良いことは神に感謝し、悪いことも神の思し召し」「小さいことは気にしない、何でもすぐ忘れる」国民性があるらしい。だから幸せ度が高いということだ。決して国民所得はそう高くないと思うが(失礼な言い方ですみません)、金銭と幸福度はイコールでないということだ。

 生きる目的を、「幸せに生きること」とする考え方では、とても参考になる。ドクターが前から頼りにしている機嫌よく生きるヒント、「まあいいか」「なんとなかなる」「流れを信頼して生きる」と併せて、これから上機嫌で生きる道しるべになると思う。

 ドクターの道しるべはこのようなものだが、皆さんはどんな道しるべを持たれているだろうか。生きる目的「なぜ生きる」自体が違っていれば、当然道しるべも違うと思う。

 どれが正解と言うことではなく、どれが自分に合っているかどうかだと思う。自分に合った、自分が楽になる道しるべを持って日々を機嫌よく行きましょう。

 「毎日を機嫌よく笑顔で生きる」このことに反対の人はそうないのではないでしょうか。これを人生の目標とするのか、他の目標もあるのか。何かをなすべきがなければ目標とは言えないという人もいるかもしれないが、ドクターとしては、それではなく「ただ生きること」「幸せに機嫌よく生きること」だけで良いと思っている。その方が自分にはあっているし、今まで生きて来て、そう考えるのが自分には生き易いと思っている。まあしかし、これはどこまで行ってもその人の価値観・人生観と言うことになるのでしょう。

 ともかく、皆様の道しるべを大事に、今日も機嫌よくボツボツまいりましょう。

 ☆ただ生きる、感謝して生きるを目標に生きるお気楽な人間にも、こんな美しい風景が与えられています。ありがたいことです。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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