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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.842 なぜ悩む(12月6日)

現役で忙しくしている人や退職後も仕事がある人は「人生(毎日)をどう生きるか」みたいな問いに悩んでいる暇がない。仕事は大変だと思うが、時間がたっぷりある中を悩まずに生きるという課題を持った人が直面しなければならない重荷からは逃れられる。人間が「どう生きる」かを悩むのは、ドクター的には、頭脳が発達した人間という種の宿命だと思っている(以下はドクター説、以前にも言ったかもしれないけど)。爪や牙といった特別な肉体的武器を持たない人間は、知能を発達させることで生き延びて来た。知能は人類にとって自然界での生存競争に勝つ必須の武器だが、その武器を持つ代償として「生き方に悩む」ということが起こってきた。動物なら悩まない。発達した知能のお陰で未来を予測し、それに備えることが出来る。自然界では大きなメリットだが、文明が発達した現在社会では一部(あるいは多く)の人にとって悩みの種となる。未来が不安になったり、生き方(の選択)に迷いが生じたりするため、宗教や哲学や人生訓が発達して来た。自分に合ったやり方で、生き方の不安を解消すればいいわけで、何を頼りにしようと他人に害を及ぼさない限りとやかく言われる筋はない。自分が試してみて良いと思ったことを人に紹介するのは良いが(ドクターブログもその一つ)、強制するのは良くない。そんなわけで、今のところのドクター推奨策は「流れに任せて生きる」だが、これだけで絶対安心という域に達しているわけでなく、只今も試行錯誤中です。また別のが見つかったら紹介しようと思っているが、結構この「流れ任せ生き方」との付き合いは長くなった。

 ☆親父の代から使っている黒豆の乾燥機と脱粒機、こちらとの付き合いも結構長い。昨日は流れに任せて初めて一人で作業をやってみて、しんどかったが何とか出来た。なんせ時間はあるし、その間生き方には悩まなくて良い。

Dr.841 人並みサプリ(12月5日)

この一ヶ月ほど耳鳴りに聞くというサプリを飲んでいる。効果の程はあるようなないような感じだが、1日二回食間に飲むというのをよく忘れる。どうせ忘れる位ならと食後直ぐに飲んでいると、妻から「あなたも漸く人並みにサプリを飲むようになった」と、お褒めとも諦めとも分からない声をかけられた。真意は定かではないが、「その齢になって身体がどこも悪くなく、何の薬も飲んでいない人は少ない。(みなさん苦労して自分の身体をケアしながら生活している中)あんただけが元気で何の薬もサプリも飲んでいないということは人並みではなかった。漸く1種類のサプリを飲み始めて人並みになった(やれやれ)」というようなニュアンスだろうか。妻の感慨はともかく、今は元気で暮らさせていただいていることに感謝しているが、何時何時この元気な生活が終わるかもしれない。勿論自分から進んで終わらせようとは思わないが、幾ら気を付けていても病気や体調の変化はやってくる。何時まで生きられるかという寿命もそれまで何をしてどのような生活を送るかも含めて自分の思い通りにはならない。それをドクター的には「人生は流れ、天(神)の意思任せ」と言っているが、著名人の中にも「一切なりゆき」「人生、成り行き」と言われている方もいる。ともかく、これからいつまで、何歳まで何をするという固い思いにとらわれず、その時々の流れの中ですることになったことを精一杯というのかボチボチというのか淡々とやっていきたい。

 ☆昨日は議会委員会の日だったので、雨の中を出勤して、審議の合間に虹の写真を撮り、帰ってから共同作業場に黒豆の乾燥状況を測定に行った。これで農家出身議員の人並みの一日だろうか。ともかく今のところ元気だ、有難い。

Dr.840 予定通りには行かない(12月4日)

人生もそうだが農作業も予定通りには行かない。天候や作物の生育等の条件もあって、こちらの予定だけでは進まない。昨日も議会広報の原稿を書いた後、畑で干した黒豆を束にして乾燥機に入れる作業をしたが、途中で雨が降ってきた。天気予報では本市の降水確率は0%のはずだったが、現実の天気は予報通りには行かない。この日に豆を乾燥機に入れて1日ちょっとで乾燥させて土曜日に脱粒して選別、日曜日に出荷という予定をこちらは勝手に組んでいるが、これには天気はもちろん、機械の調子、選別機などは地域の共同なので他の人との兼ね合い等もある。定年後は時間的な余裕もあるので、予定が多少変更になっても大したことではない。議員の今は議会日程などどうしても出席しなければならない日もあるが、これも終わればほとんどが自由が利く毎日となる。自由な時間をどう過ごすかという大きな問題はあるが、予定通りには行かない農作業や人生にとっては対処がしやすいという利点はある。自由な時間が増えることで農作業はやりやすくなるという視点を人生にも活かせないかと考えている。まずは予定通り行かない事態をストレスとしてではなく、いつどのようになっていくのか楽しみという他人事のような余裕のある視点で面白がることから始めたい。

 ☆雨が大降りにならずに畑から黒豆を運び出すことが出来た。予定通り行かないことを楽しむと言っておきながら、予定通りに行くように天に祈ってしまうドクター。今後は予定通りでないことを面白がる人間の幅を身に着けたい。

Dr.839 セコイ性格(12月3日)

大きな声で言うのは憚られるが、ドクター丹後はセコイ性格だ。よく言えば節約家、悪く言えばケチ。あんまり好きな性格ではないが、持って生まれたDNAや親の育て方や生まれた時代の影響、百姓という家の生業も大きく影響しているかもしれない。ともかく、無駄な(時には必要な)出費は出来るだけしたくない質(たち)だ。嫌でも何でもなかなか変わらない性格なので、上手く付き合っていくしかない。この頃では物忘れが激しく認知症の心配があるが、それでもセコイ性格が幸いして、金銭に関する事項は割としっかり覚えている。貯金残高なども割と頻繁にチェックするので、無断で預金が引き出されるような被害には遭いにくい。などと考えて、この性格を肯定的に使おうとしている。自分の性格の中には、明朗快活、元気お気楽など好きな部分もあるので、プラスマイナスひっくるめて自分を構成している天与の性格を引き受けるしかない。性格もある程度努力で変わる部分もあるとは思うが、そこに拘って生きるよりは自分の良い性格の部分を伸ばす方が良い。マイナスを修正するのかプラスを伸ばすのか、これも性格によると思うが、ドクター的には自分の性格の好きな部分を伸ばすというのか活用して生きたい。そしてマイナス部分には、前述のようにその性質を上手く善用して付き合っていく作戦だ。

 ☆セコイ性格なので、割り得感のあるモーニングが大好きだ。この頃ではモーニングも結構な値段すると思うが、割り得感が刷り込まれていてモーニングのために喫茶店に入るのは抵抗感がない。大きく言えばセコイ性格が幸いして人生の朝の大きな楽しみの一つが確保できている。

 ☆天井裏に仕掛けた檻のえさにしようと唐揚げを買ったが、どっちみちネズミやイタチに食べられるならと値引き商品を買った。しかも一個丸々仕掛けるのはもったいないと半分にした(残り半分は自分で食べた)。こんなセコイことで檻の餌にならなかったらもう一度買わなければならない。セコサは結局高くつく(こともある)。

Dr.838 ただ何となく(12月2日)

毎日がただ何となく過ぎていく。やることはあったりなかったりするが、あってもそれが終わればただそれだけ。こんな日々で良いのだろうかというあせりもあるが、焦ったからと言って何とかなるわけでもない。最近ではこのように何となく過ぎる日を送れること、大きな支障もなく平々凡々と暮らせることを有難く感謝しなければとか、人間は本来無一物だからお金や健康や人間関係等があろうがなかろうが一喜一憂するな、だとか自分にもブログにも言い聞かせながら、ただ何となく過ぎていく毎日に慣れようとしている。まだまだこれで良いと思える時と焦りや郷愁が襲ってくる時がまだら模様だが、人生どうしようもないことはどうしようもないし、そのうちどうにかなっていくものだとは分かっている。これを総称して「流れに任せて生きる」と言って来たが、これが消極的だと言われれば「流れを信頼して生きる」と抗弁する手もあるが、いずれにしてもなるようにしかならないし、それで結構面白い人生だった(多分これからも)。こんなことが言える自分は幸せなような気もするが、自分の人生(流れ)に感謝しながら、ドクター人生に関わってくれた人や迷惑をかけた人(これからの分も含めて)に恩返しをする意味でも流れでできる貢献はして行きたい、大したことはできませんけど。

 ☆この間参加した高城山登山会。地元案内人の1人として参加したけど、これは貢献か自分のためか定かではない。案外貢献と自分のためは両立するかもしれない。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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