ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.821 都会の力(11月12日)

これまで本市の魅力や田舎の魅力(人情・景観・伝統・食べ物等)について思いを巡らせてきた。田舎生まれの田舎育ち、本市議会議員として当然のことと思うが、先日西宮市(本市より都会)の小学生を指導していて、そのやる気や人懐っこさに心を打たれた。一つの例だけから結論めいたことは言えないが、都会にも人を育む良さがあるのではないかと目が開かれた思いだ。人の多さはそれだけ多様な人と接する機会が多くなることは明らかで、それが元気な人間形成に繋がっているのではないか。周囲に活気があることは、子ども達も活性化する。勿論田舎でも都会でも、個人差家庭差はあるだろうが、12名ほどのグループ、150名ほどの学年全体に元気さがある(他の冒険指導者の感想を含む)ということは、地域差(都会と田舎)の影響もあるのではないだろうか。これまた勿論、田舎には田舎の良さと課題、都会には都会の良さと課題があるとは思うが、これまでドクターの頭の大部分を占めていた「何でもかんでも田舎が良い」という思いは一度リセットし、田舎の良い部分に都会の良さを取り入れる発想でまちづくりや教育を考えて行きたい。

 ☆久しぶりの冒険指導で都会っ子の良さを再認識した田舎のおっさん(ドクター)。今後は都会の良さを田舎の市政や教育に取り入れていきたい。

Dr.820 無為自然(11月11日)

議会研修、一般質問検討、日常雑務等やることは一杯あってあっという間に1日は過ぎていく。その間少しずつは深まって行く秋を感じることもある。1日をどう過ごすかは考えるが、将来に向かって考えることはあまりない。過ぎ去った過去やまだ来ぬ未来に思い煩うことなく現在を生きよという言葉もあるし、未来のことは流れに任すというドクター流の処世訓もあるから、最近の毎日はそれはそれで良いのかとも思うが、こんな感じで生きているとあっという間に1週間、一月、一年が過ぎてしまうということに漠とした不安もある。でも毎日を特に身体の不調もなく、これといった心配もなく(これと言わない心配はそれなりにあるが)過ごせること自体が有難い、感謝すべきことだという学びもしてきたし、本当に有難いことだと思う。漠とした不安は抱えながらも、行ける間はこんな感じで生きて行くしかないか。こんな感じの毎日、決して大きな不満があるわけではないのだが。

 ☆市役所前の紅葉とおっさんのある風景。この後あっという間の時間が過ぎる。無為自然な毎日、これはこれで有難いし、歳月人を待たずという言葉もあるから将来に向けて今がんばることをしなければとも思うが、結局それも含めて無為自然か。

Dr.819 やっぱり読書(11月19日)

面白い本を手に入れた。老化は誰にでもやってくるものと思っていたが、そうではなくて病気のようなもので、ある程度避けることが出来ると書いてある。老化を避けるのは①時々断食をする(月に何回かでも良いし、一日に何回かでも良いので空腹を感じる時間をつくる)、②運動をする、③寒さの中に身をさらす、④肉を減らして野菜中心の食事にする、⑤サウナに入る等で、これまでも部分的には知っていたが、この本はその根本的な理由も含めて丁寧に書かれており大変興味深かった。遺伝的な要素もあるが、ここに書かれているようなことを実践していけば、病なく老いない世界へ入れるという。日本や世界でも長寿の地域(食生活や行動様式等)があったり、この間出会ったNさんのように90歳代後半でも全く老いを感じない方もおられることを考えると、この本に書かれていることにも納得できる。テーマが自分の好みに合っていたからかもしれないが、やっぱり読書は面白い。読書自体がドクターにとっては定年後生活の重要な柱となることを改めて感じた。これまではどちらかというと、運動(百姓仕事を含む)で汗を流して美味しく晩酌を頂きすぐに寝る生活だったが、今日からはそこに読書も絡めていきたい。特に若々しく生きるや定年後の充実をテーマにした本には関心がある。

 ☆農作業で汗を流してからの読書で「病なく老いなき世界を生きる」ヒントを得たが、本の中には紫外線や放射線をあびるのはよくないとも書かれていた。何事も完璧にはできないし、完璧にやって自分だけいつまでも死なないというのが幸せかどうかも考えなくてはならない。死ぬまでは元気で生きたい。

Dr.818 現場の力(11月8日)

ドクターが属する丹波篠山市議会の会派で今田地区の現地調査を行った。退職後に新たなグランピング(豪華なキャンプ)施設をオープンされたオーナー、雨にもかかわらず沢山の人が訪れていた陶芸施設、地元で獣害等と戦いながら意欲的な農業を展開される大型農家、隠れ家的なお店で美味しい料理を提供されるご夫婦など魅力的な人々とその現場で出会った。現場には魅力も課題も詰まっており、改めて現場を訪れることの大切さを感じた。やっぱり「事件は現場で起きている」っていう実感だ。現場を見ることなしに、市政を論じても始まらない。これからも出来る限り現場を見て行きたい、邪魔にならないように注意しながら。

 ☆ グランピングの施設や大型農家の仕事場などの現場を訪問視察させて頂いた。陶芸施設では教え子にも会うことが出来た。そういえば現役時代も「事件は現場で起きている」と思っていた。

Dr.817 (続)世の中は広い(11月7日)

前回に引き続き「世の中は広い(まだまだ自分が知らない凄い人がいる)」のテーマで書きます。今回はとても97歳には見えない、お元気でかくしゃくとされているNさんについてです。先般自費出版されたご自身の半世紀を綴られたご本を頂いたお礼にご自宅に伺った。初めての訪問だったが著書に書かれていたご住所を頼りにたどり着いた。外出(しかもお車で)前ではあったが、運よくご自宅に入れて頂き、少しの間お話が出来た。Nさんと関りがあったのはドクターが兵庫教育大学の大学院に行っていた頃だから、今からかれこれ30年ほど前になるが、お会いするとその頃と少しも変わらない風貌で驚いた。ドクターの知る男性の年の取り方は、60~70代はそこそこ元気だが、80頃になると衰えが出ていろんな役からも退き、80代前半でお亡くなりになるか、生き延びても施設入所か通所でひっそりと暮らし、地域ではほとんど姿を見なくなり、90前後に訃報が届く。稀に90代後半まで生き延びられる方もあるが、どうしておられるのかほとんど家族以外は分からない、とまあこんな感じだったが、Nさんはどう見ても70代か80代、ドクターが古文書教室でお会いしていた60代後半と言っても通用しそうだった。こんな90代後半がおられるとは本当に驚きというか嬉しい衝撃だった。もちろん誰もがこう生きられるわけではないが、上手く行けば90代後半まで定年直後と変わらない感じで生きられる可能性があるということだ。Nさんは元気の秘訣を①食事、②睡眠、③感謝の他に、④過去(の嫌なこと)は忘れてこだわらないことを挙げられた。なかなか難しいが、しっかりと覚えておいて実践したい。折角の知見だが年齢とともに進む物忘れでいつまで覚えていられるかが心配だが、心配事は忘れるのが長生きの秘訣ということだから心強く歩んで行きたい。

 ☆どうです、とても97歳には見えない肌艶、手前の人のことではありません。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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