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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.732 ドクター善人説(7月25日)

隣家の法事に参加したとき、列席者のおじさんが「お寺の周りの草は奇麗に刈られているが、あんた(ドクターのこと)が刈ったんちゃうんか」と良い意味で疑われた。友人たちとのグループラインで篠山城址のハス花の復活が話題になったので、前に撮っていたハス写真をアップしたら「わざわざ撮りに行ってくれたの。ありがとう」と複数からメールがあった。どちらも事実とは違うが、どうもドクターは良い人のように思われる傾向があるらしい。法事のおじさんには「違いますよ」と否定したが、ラインメールでは特に否定しなかった。このことからも分かるように、ドクターは純朴な善人ではなく面倒臭がり人だ。妻からもよく「あなたは外面は良いけど・・・」と注意される。特に外面(そとづら)を気にしているつもりはないが、普通にしていて良い人のように見られるのは善徳かなあ。こんな厚かましいことを言える人は善人ではないだろう。先日の地域自治会長会飲み会でも、「自治会長は順番で仕方なくやってるけど、議員は自分の事よりも他人のためになることをやろうと立候補したわけですごい」と持ち上げられたが、これも流れでやらしていただいている訳で、褒めていただくほど立派なものではない。まあ実態は皆さんに思っていただいているほど善人ではないが、悪人と言うほど悪人でもない、その中間あたりか。もちろん根っからの善人になれればなりたいが、これも流れ重視の無理のない所で、こんなこと考えてるドクターは善人それともお気楽人?

 ☆ドクターがグループラインに投稿した篠山城址ハス写真。これで善人と誤解されたが、その誤解をほったらかしにしている無責人。

Dr.731 誰に何を伝えるか(7月23日)

市議会広報特別委員会の研修会に参加した。外部のコピーライターの女性講師に「読んでもらえる議会だよりの作り方」について講義と演習をしてもらった。要は「議会だより」は「誰に」「何を目的に」作るかということを忘れないようにするということだ。これまでは漠然と送り手(議会側)が伝えたい情報を送り手目線で作っていたことに気付かされた。市民に議会や市政の様子を知ってもらおうとするなら、相手(市民)目線で市民が興味を持ちそうな表現で紙面を作らなければならない。当然と言えば当然の指摘だが、ともすれば惰性に流されてこれまでやってきたからと漠然と依然と同じようなことを書く(やる)場合が多い。これは「議会だより」づくりだけに限らず、人生全般においてよくあることだと察しの良いドクターは深い学びに繋げることが出来た。これからは広報紙づくりも人生も「誰のために」「何を目的として」やっているかを意識してやっていきたい。それにしても今回の女性講師が、一癖も二癖もありそうなおっさん議員を前に堂々と歯に衣着せずダメ出しや言いたいことを言う姿勢には感服した。で、今回の研修で得た今のところの自分の人生の生き方改善のヒントは「自分と周囲の人のために」、「その人たちを幸せにすることを目的に」毎日を生きることだ。いい気付きが得られたと喜んだが、「議会だより」の研修ではなかったんかいというツッコミが聞こえてきそうだ。

 ☆久しぶりの登庁で広報の研修を受け、「議会だより」づくりだけでなく「人生づくり」についてのヒントも得ることが出来たドクター丹後。課題はヒントはつかんでもすぐに実態は改善できない所だ。

Dr.730 夏バテ(7月22日)

梅雨が明けたかどうかはよく分からないが、暑い日が続いている。農作業時間も短くして特に何もしていないのに、何だかしんどい、元気が出ない。ドクター丹後は何でも早めにするのが癖なので、本格猛暑の到来はこれからなのに早くも夏バテを先行取得した感じだ。この分だと後期高齢者入りや健康寿命切れも早く取得してしまうのではないかと心配だ。運転免許の書き換えも誕生日前月早々に手続きに行ってコロナで講習中止のため期限延長となったし、講習再開後も直ぐに手続してこの前講習を済ませたばかりだ。黒豆の植え付けも村一番にして今では木が大きくなりすぎて倒れそうだし、水稲のカメムシ防除も早めにやって近所のおっちゃんから防除は穂が出てからやるのもので早くやり過ぎと注意された。我慢が出来ない性分と最近では早くしないと忘れてしまうから、ますます早め傾向が強くなってきた。早くやり過ぎて大方は今回の夏バテや稲防除のように良くない結果となっているが、先日は久しぶりにメリットがあった。というのも車を運転していて早めの免許講習会で見たビデオと同じ状況に遭遇し、こういう場合は車の陰(死角)からバイクが飛び出してくるんやったなと気を付けていると、本当にバイクがやってきて危うく交通事故を避けることが出来た。何でも早め癖にも良いことがあったのだ。この度の早め夏バテもこれを契機に体力過信なしの自重生活で夏を乗り切れという警告かもしれない。ともかく皆様この夏の暑さにご自愛ください。

 ☆篠山城跡堀端の復活したハスの花。新聞よりも早く見に行き写真撮影していたが、それが良かったのかどうかは分からない。で結局、メリットデメリットが入り混じった早癖はこれからも続くのだろう。

Dr.729 やはり人のために(7月21日)

市政や定年後生活の絶こうちょう化に向けて思考や試行を重ねている。ちょっと答えを見つけたような気になる時もあるが(そういう時は心身ともに絶好調)、また迷いや反省が襲ってくる(そういう時は心身ともに絶不調)。そんなことを繰り返しながら齢を重ねている。少しも成長してないような気もするが、自分の葛藤を少しは冷静に綴れるようになっているので少しは前へ進んでいるか。ともかく今のところの自他(自分や周囲の人、市民も含む)を絶こうちょう上機嫌にする方策は「自分の事だけでなく他の人のことも考える」だ。「より多く与える人がより多く得る」という言葉もある。何はともあれ、他人や世間を批判するのではなく、自分の出来ることや頼まれたことを出来る範囲でやって人の役に立っていきたい。やはり人のために動くことが自分のためにもなる。やはり人が喜んでくれると自分も嬉しい。これが絶こうちょう人生の秘訣のように思うが、自分がどれだけできているかと問われれば自信はない。後は地道に実践し、誤った場合は修正していくしかない。今日も実践が続く。

 ☆小野市のひまわり公園と自分の写真。これがどのように人のためになっているかは定かでない。

Dr.728 猪柵点検(7月20日)

獣害防止のために村の周囲に張り巡らされている野獣柵(猪柵ともいう)の点検に参加した。ドクター村では村人が交代で数キロを歩いて点検し、猪の通った穴や倒木等による損傷がないかチェックする。シーズン中は月に一回程度、4名ほどで行う。今回の点検日は雨で延びて、昨日の点検は前日の夕方に連絡が回ってきた。前日に実施が決まって当日メンバーが全員揃うとは、如何にわが村に予定のない自由人が多いことか。そしてその中にドクターも入っているのだ。わが村のほとんどの人が定年退職し、現在は百姓などをして暮らしている。農作業などの予定はあったとしても、自分のことなので容易に変更できる。気ままと言えば気ままな人たちが多い。さて、猪柵の点検はアップダウンの激しい山の中や雑草や雑木が生い茂る山裾を、修理グッズを持って柵に沿って歩いて回るので結構重労働だ。「後5年もしたら体力的にも柵は維持できないやろうなあ」と休憩中に話すが、この会話は点検時に毎回しているような気がする。柵がないと農作物に被害が出るが、獣害だけでなく後継者問題や農機具の維持管理問題も含めて、全国全市の田舎の村に共通する問題を噛みしめながら、取りあえず今回の点検は終了した。

 ☆猪柵点検を午前中に終え、引き続き農作業を夕方まで行ったが、さすがにきつかった。田舎の農作業は数々の問題を抱えながら進んでいる。個人的にも。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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