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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.674 市会議員のメリット・デメリット(5月21日)

丹波篠山市議会議員になってまだ3週間ほどで議員の仕事の何たるかも分かっていないのに、議員のメリット・デメリットを言うのは時期尚早だとは思うが、新人議員の今だからこそ感じる思いを綴っておきたい。メリットというのか議員になって良かったと思うのは市役所に何かを尋ねても直ぐに答えてくれることだ。例えば、地域人材の活用策の一つである「まなびすとバンク」(講師登録をした市民を学校や子供会などが依頼する制度)はどれぐらい利用されていますか?と尋ねると、たちどころに近年の利用実績一覧を出してきて説明して頂けた。これは別にドクター丹後が議員だからということでもないかもしれないが、ともかく市政でわからないことは何でも聞けるようになった(遠慮が無くなった)。デメリットいうのか困ったこととしては、市全体を考える立場だからと特定の活動(例えばあいさつ運動)を推薦できなかったり、選挙法の関係もあり市が設立する新型コロナ対策基金への寄付ができなかったりすることだ。ともかく議員ということで、これまで一市民として自由に行ってきたことが制限される。自由がいいなら議員など公職につかなければいいんだが、議員だからできることもあり、これからもさらに議員になって良かった点悪かった点を見極めたい。でもまあ、議員であろうと誰であろうと、何事であろうと、物事にはメリット・デメリットはつきものだ。ここでもドクター丹後が愛する人生訓「二つ良いことさてないものよ」(人生全て思い通りには行かない)が生きてくる。

 ☆新型コロナウィルスに関する休業手当や支援策は多様で、次々新しいものが出てくるので分かりにくいが、丹波篠山市の市役所HPには「新型コロナウィルス感染防止に係る市の対応・措置等について」が比較的わかりやすい。そこへの辿り着き方は次のような感じです。

 ◎丹波篠山市HP>市の施策(支援策)などはこちら> 新型コロナウィルス感染防止に係る市の対応・措置等について

 ☆議員になって時間に拘束されることが少なくなり、自由時間にまちの様子を見て回ることが出来る。時間に制約が少ない分、自分の時間管理能力が問われ、24時間365日が勤務(待機)時間ともいえる。

Dr.673 折れ合う(5月20日)

この間の新人研修の復習や丹波篠山市の課題について研究をしている。例えば「議会・議員の役割と権限」にしても、「まちづくり協議会の活性化」にしても対立する立場の調整、よく言うと「統合」、悪く言えば「妥協」、つまりは「ここらあたりで)折れ合うか」という落としどころを見つけなければならいことが分かりかけてきた、要するに人生と同じだ。どういうことかと言えば、「議員は市民全体の代表であり、地域、組織の代表でもある。議員は全体の利益と一部の利益を議会の議論により統合に努める責務がある」(一期議員研修会資料)のであり、「まち協は住民自治が基本だが行政の支援がないと運営が厳しい面もあり、自治と行政支援の両立を図らなければならない」(丹後意見)ということだ。一本気というのか一途な人は、この折れ合うというのは苦手(または嫌)かもしれないが、これまでの人生も流れ任せに歩んできたドクター丹後としては、この妥協というのかほどほどで折れ合うというのはいつもやっていることで、言わば得意な分野である。ただ心配は、あまりに折れるのが早く、これでは両立というのか両者の良い所を活かした中道を探るまで行かないかもしれないということだが、これもやる前から心配しても仕方がないと、もう既に妥協気味だ。こういう生き方だとあまり悩まなくていいが、議員にむいているかどうかはまだ分からない。

 ☆一期研修会でもらった資料を見ながら、書かれていることを直ぐに自分の人生訓と絡めてしまう絶こうちょう&お気楽&哲学者ドクター丹後

Dr.672 行動原動力(5月19日)

4月の選挙準備から選挙戦、選挙後片付けから5月の初議会・議員活動、合間を縫っての田植え農作業と駆け抜け、昨日の残り苗補植と頼まれていた地元からの依頼議員活動で一区切りつき、本日は何カ月ぶりに何も予定のない日となった。このポカンと空いた時間を利用して、これまでの怒涛の日々を駆け抜けてきた原動力は何だったのかを考えてみた。今年1月に遡る市議会選挙のスタートは地元の依頼や自分の思いや様々なご縁が重なり合っての決断だったが、一度出ると決めてしまってからはいろんな事が進みだし最早後には引けなくなった。この場合の一連の行動はご縁と動き出したら止められない力が原動力となっている。議会や議員活動は、その立場上並びに責任上しなければならないことで、現役時代の仕事に近い感じか。田植えなどの農作業やいろんな地元委員会の委員や会合出席などは、そこ(農村)に生まれたから昔からやってきた地域で生きて行く上でやらなければならないこと、そんなに深く考えたことないけど力が原動力だ。昨日の余った苗植えなどは、(そのままにしてたら枯れてしまうので)もったいない心が原動力だ。苗が植わってない隙間があっても周りの苗が大きくなってトータルとしては収穫量にそんなに変わらないと言われている中、手作業で苗を植えるのは費用対効果を考えるととても合理的な判断とは言えない。そもそも費用対効果や合理的判断などを持ち出すと、人生自体がどうせ寿命が来たら何も持たずに死んでいくのだから、生存中がんばっていきるのも合わないとも考えられる。そこで思うのだが、毎日を充実して絶こうちょうに(あるいはお気楽に)生きるには、合理的理屈などはさておき、その日その時間をやる気にさせる(と思わせる)原動力があることが大事だということだ。そしてその原動力は、ご縁を大事にする力であろうと、経済的理由・社会的立場・責任感・使命感・もったいな心などの自分の性格・生き方・人生観・生存欲求等何であってもいいが、その原動力様を大事にして、決して「忙しすぎて(やることがありすぎて)嫌だ」などとは言わない方がいいということが分かった。

 ☆昨日の市役所行き前の時間を利用して、余った苗を余ったスペース(ドクター田植えは雑なので、あちこちに苗の植わっていない空き空間がある)に植えた(苗の補植という)。「何でこんなに忙しいんや」と愚痴っていたが、一転今日の何もない時間を前に「やることがある」「自分を行動に駆り立てる原動力がある」ことの有難さに気付く。人生あまり深く考えすぎないで、寿命が来るまでバタバタ走り抜けられたら最高か。

Dr.671 共同作業(5月18日)

昨日の日曜日に村の共同作業(河川の草刈り)があった。近隣3村総勢100人余が草刈り機や草刈り鎌をもって集まった。密集しないように距離をとって草刈りを実施した。人との距離を取るのは新型コロナの影響だけでなく、草刈り機が交錯すると危ないという理由もある。毎年の恒例行事で、ご多分に漏れず高齢化が進むわが村もいつまでこの行事が続けられるかなといいながらも、それなりに世代交代も進んで結構続いている。1年に1回この時だけ顔を合わす人や、この日に合わせて都会から帰省してくる人もいる。普段見かけない人に「あんたはどこの人(誰の家の子かという意味)」と聞いたり、「若く見えるけど幾つ」「42歳です」「そうは見えんな、もっと若いかと思とった。ともかくこの中で一番若いやろ」とか何とかいいながら、作業をするのは良いことだ。村の河川を自分達で守ることもさることながら、共同作業で村の連帯意識・一体感が高まる。休憩時間の雑談では農作業のコツや共通の知人の話などで盛り上がる。いい加減百姓のドクターと違い、皆さんの農業や農機具に対する知識と技術の高さにはいつも感心させられる。でもドクターのような素人に毛の生えたような百姓でも、結構面白い農作業が続けられるような仕組みづくりを研究提案するのが自分の役割だと思っている。いろんな人の話を聞けば聞くほど農業振興にはいろんな意見があり、答えも一筋縄ではいかない感じがするが、ともかく前に向かって出来ることをやって行きたい。

 ☆共同作業前の自治会長の話を聞く参加者(一部)と自撮りするドクター丹後(それをあいつ何してるんやと見守る村の中でも仲良しの人達)

Dr.670 一期研修会と雨中田植(5月17日)

先日二日間の市会議員一期研修会が終わった。ドクター丹後新人議員はこれまで疑問に思っていた初歩的な質問を担当部署の方々にぶつけた。「丹波篠山市の財政状況が悪いのは何故ですか」「市の水道料金が高いのは何故ですか」「兼業農家への補助制度はありませんか」「市内に空き家はどれぐらいありますか、又どのようにして把握していますか」「農地付き空き家の遊休農地の認定をもっと簡単にできませんか」「市内に子どもの遊び場を作る予定はありませんか」「高城山の整備はどうなりますか」「ざつ紙の回収は常時できませんか」等々。基本的な質問過ぎて恥ずかしいほどだが、一期生の今なら聞いても良いだろうと思いっ切って尋ねてみた。みんなそれなりの回答を頂いたが納得できるものばかりではない。かと言って市職員の皆さんを責めてばかりでも始まらない。要は協力して知恵を出し合い市の課題を一つでも良い方向にもっていくのが大切だ。この日の初心を忘れないように、疑問に対する自分なりの答えの精度をあげて、解決策を提案できるように勉強していきたい。ところで昨日の土曜日は雨天だったがこの日しかないということで、遅れていた田植えをやった。雑な田植えだがほぼ終わらせることが出来た。早く百姓仕事に区切りをつけ、市の絶こうちょう化に向けた課題の勉強・解決に時間を使って行きたい。

 ☆一期議員研修会会場と雨中田植え。これからも議員活動と百姓&冒険教育の両立を目指してがんばりま~す。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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