ささやま冒険教育

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丹後まさとしの絶こうちょう日記

Dr.388 夏映え(7月7日)

市の公民館が主催する「夏映え」(ウォーターゲーム~弾丸は水!?サバイバル!?)というタイトルを見ただけではどのような催しか分からないイベントのちらしが市内各校の高校生に配られた。ドクターはそこにそのイベントのゲストとして写真入りで紹介された。ちらしを見た周囲の反応は、曰く「対象者:高校生から30代の外遊び大好きな方ってあるけど今時の若者は夏外で遊ばへんやろ」「一番集まりにくい年代に’水遊び’では申し込む人ないんちゃう」「景品でつらなあかんやろうけど、それが温泉の入浴割引券っていうのは若者には弱いなあ」「先着25人って強気やけど、小さい字で申込者が4名以下の場合は中止って弱気も混じってるし」「だいたい若者の会におっさんがゲストで行って何するの」「ちらしの写真は若こう見えるけどだいぶ前のやね」「目立つことはするなって言うてるのになに調子のっとるん」(妻)などだ。総じて辛口だ。ドクターとしてはその日空けといてくださいねっていうのは聞いたが、具体的に何をするのやらよく知らないし、こんなチラシが出るとも知らなかった。でも担当者の方の熱意は感じるし、一番集まりにくい年代の人たちが集まり仲良くワイワイできれば良い思い出になるし、人の輪も広がるし、地域を見直す若者も出てくると思う。何とか実現できれば良いと思うが、問題は若者が集まるかどうかと若者の会の進行役がおっさんで良いのかと言うことだが、後先考えず自分のやりたい企画を提案する若手公民館職員の行動力には敬意を表したい。後先考えず、つべこべいわずに前進できる、それが若いってことかもしれない。そういえば冒頭のネガティブな声はほとんどが若者からではない。
 ☆若手公民館職員が企画した「夏映え」のチラシを見て喜ぶ若手とは言えないドクター。気持ちは若い。

Dr.387 指導者のアコーディオン(7月6日)

昨日は念願の高校初任研を担当した興奮から、なぜドクターが先生の研修をしたいと思っているかについて書けていないことに気付いた。小学生にしても中学生にしても勿論高校生にしても、その子の教育に関わる時間が一番長いのは保護者を除けば学校の先生だ。学校の先生を経験したことのない冒険指導者は学校のやり方を批判することがあるが、一番長く子どもに関わるのは先生であり、子どもの成長を支援するやり方(アプローチ)にもいろいろあることを忘れてはならない。冒険指導者が関わるのはせいぜい1日であり、冒険指導での参加者への接し方(ファシリテーション)もいろんな教育手法の一つでしかない。一日冒険ファシリテーションの効果はすごいが万能ではない。やはり子ども(参加者)の発達段階や学ぶ環境・学ぶテーマによっては、それに適した教育手法(アプローチ)がある。ドクターの理想は子どもと長く関わる学校の先生がいろんな教育手法を身に着け、その時々によってアプローチを変えて最適・最善のやり方で子どもに接する。丁度鍵盤楽器のアコーディオンの蛇腹が開いたり閉じたりするように最適の教育アプローチ蛇腹を広げたり狭めたりできるようになってもらうことだ。これを教育のアコーディオンと名付けて浸透を図ろうとしているが、賛同者はそんなに多くない。第一アコーディオンという楽器自体あまり見なくなった。アコーディオンの蛇腹に当たる教育アプローチはインストラクティングング(指示的)からカウンセリング(受容的・非指示的)まで様々あり、ティーチングやファシリテーション・コーチング等はその間に入るが、詳しくは後日に譲りたい。譲ったまま忘れている場合には「忘れてますよ」と連絡していただきたい。ともかく今回はドクターが教員研修がしたい理由は、「子どもに大きな影響力を持つ先生の指導者アコーディオンの蛇腹を増やしたいから」です。何のことかよくわからない方はご連絡ください。飲みながら話しましょう。酩酊したら余計に分からない話をするかもしれませんが。
 ☆アコーディオンってこんな感じで演奏するんでしたっけ、演奏したことないくせに適当な格好をするドクター。この間の初任研出会いのアクティビィティ「Wallet」。こんな適当な指導でアコーディオンが身に付くんでしたっけ(ドクターに聞ききたい)。

Dr.386 弱音を吐いてもいい(7月5日)

高校初任者の先生方を指導させてもらった。先生方にHAPやSAPの手法や考え方を知っていただきたいというのがドクターの最近の生きがい(生きがいは他にも晩酌や菓子パン等いくつかある)なので、若い先生方に授業以外にも子ども(生徒達)の成長を支援するアプローチ(コックローチではない)があることを知っていただこうと全力で取り組んだ。ただ勇みすぎて大きな声でしゃべりすぎ喉を傷めてしまった。「先生は日頃教えすぎ、しゃべり過ぎなので、もう少し教えすぎしゃべりすぎを止めないといけない」ということをしゃべりすぎた訳で喉のほかにも信用も痛めたかもしれない。ともかく若くて吸収力旺盛のフレッシュマンは熱さと湿気に負けないで熱心に冒険活動に打ち込み、途中や最後の振り返りで幾つも珠玉の言葉を語ってくれた。あまりに多すぎてここでその全部を記述することはできない(決してドクターがほとんどを忘れてしまった言い訳ではない)が、一つだけ紹介するならそれが今回のタイトルでもある「弱音を吐いてもいい、助けを求めてもいい、ということが分かりました」という言葉だ。初任者の中には周りに弱音を吐いてはいけない、周りの同僚や先輩に自分の弱点を知られるのは嫌だと一人で抱え込んで頑張りすぎ、どうしようもなくなって体調を崩したり、休んだり、時には教職を去ってしまう人もいる。そういう事態を招かないためにも「弱音を吐いてもいい」「助けを求めてもいい」「自分がしんどい時は助けてもらい、その代わり回復したら今度はしんどい人を助ける」こんなことが分かってもらえたとしたら、ドクターとしては声や信用を痛めた甲斐があったというものだ。
 ☆元気にエネルギッシュに活動して多くの学びを得た高校初任研研修。困ったことがあったらSAPのホームページを見るように言ったが、このブログを見ればドクターの文章のほとんどが「弱音」「助けて」「ヘルプ」ばっかりだということが分かって、こんな大人でも定年まで勤めることが出来ると安心して元気を出してくれれば嬉しい。











Dr.385 ドクター復活(7月4日)

昨日のブログで風邪をひいて病院に行ったと書いたら、「冒険ネーム(自称)ドクターの癖にどうした」とか言いながら多くの人が心配してくださった。ご心配をおかけしたが、昨日は黒豆土寄せやら、これから頼まれている指導や発表の打ち合わせやら、散髪&トレーニングなど完全復活に向けて順調に回復した。これも日頃からお世話になっている天地大自然のお力のお陰だ。自分の体力と健康管理の成果だなどと自力を自慢する気はさらさらない。そもそも風邪をひいたのも日頃の健康管理が出来てなかったからだし、体力も相当低下しているのを自覚している。ドクターの人生は事程左様に天地宇宙の大きな力によって生かされていると感じている。現役時代、子ども(生徒)達には「自分の夢を持て。夢に向かって自分の力で歩んで行け。決して他人任せにしてはいけない」みたいなことを言いながら、自分自身の人生は大きな力の導きに任せて、言わば「流れに任せて自分に回ってきた役割をその時点のベストでやるだけ」みたいな生き方をしていることの矛盾を感じないわけではなかったが、まだまだ可能性の大きい若者に語るのと中年を過ぎたおっさんの生き方では違うのだという言い訳をし、さらには教員人生後半では生徒達にも「夢は無くても生きていける。折角生かされている人生、自他の幸せのために自分に出来ることを背一杯やればそれで良い」と語るようになってきた。今回のドクター復活のように上手く行った時も自分の力(努力)の精だけではないと思う方が謙虚になれるし、上手く行かなかったときもすべて自分の精と思わず「これにも何か意味があるのだろう」と考えた方が冷静かつ気楽でいられる。ともかく今回の復活を感謝したい。
 ☆庭のたぬきとともに復活を祝うドクター。絵が逆さまなのはまだ完全復活ではない、気を付けよという天の意志か。

Dr.384 丈夫ではない(7月3日)

喉の痛み・咳・少し鼻水等の風邪症状で近くの医院に行った。自分の病気で医者に行くのは久しぶりだ。医者に行く前マスクをかけて生活していると周囲の反応は「どうしたんですか、絶対病気にならない丈夫な人だと思っていたのに」「どうしたんですか、うつさないでくださいくださいよ」「どうしたんですか、飴舐めます」「どうしたんですか、医者行ってくださいよ」など好意的なものからそれほどでないものまで様々だったが、概して驚きの声は多かった。それほど普段は頑健と思われているようだ。また別の場面では「み・み・みずが・・(落ちてますから滑らないように気を付けてくださいよ)」と言おうとしたら、「こ・こ・しがお悪いんですか。腰は身体の要ですから大変ですね」と声を掛けられた。どうもドクターの普段の姿勢が反り気味になっているからのようだ。これからは姿勢にも風邪にも気を付けよう。このようにドクターは決して丈夫一直線ではない。年齢相応にガタの来ている普通のおっさんだ。これからは周囲の皆さんにもいたわりの目で接してほしい。こんなことを厚かましく言えるというのは普通のおっさんにはあまりいないかもしれないが。そんなことより1日も早く風邪を治そう。周囲のためもあるが第一には自分のために。
 ☆夕方風邪症状のために来診した近所の医院。「夏風邪ですね」と言われ、「薬を飲んで運動しても大丈夫でしょうか」と尋ねるぐらいだからまだ余裕があるか。お医者さんの答えは「徐々にですね」だった。普段反り気味のドクターの姿勢、決して威張って反り返っている訳ではないがどっちにしても早急に直さなければ。

  • 丹後まさとしの絶こうちょう日記 ドクターのお気楽な毎日(~2020年4月)

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