Dr.891 やっぱり流れに任す(1月26日)
ちょっと悩ましい事態に遭遇している。悩みや苦は結局自分の思い通りにならないと起きるということだろうか。ドクターの人生哲学である「流れに任す」ということは、仏教的に言うと「縁起」(すべてのことはつながりの中で起こっている:ドクター解釈)や「空」(結局こだわってはいけない:ドクター解釈)ということかもしれない。ともかく、いろんなご縁でやってくる出来事に流れに従って流されていく「流れに任す」哲学の奥義に近づくと、いろんな悩みから解放される。時々「流されてるだけでいいのか」という疑問が湧き上がることがあるが、そこで自分の意思とか大義とかを持ち出すと生き辛くなる。現在「ちょっと悩ましい状況」にいるということは、まだ自分を捨てきれていないということだ。でも若い時よりは悩む程度は深刻にならずに助かっている。それだけ「流れ」哲学が身に付いてきたと言うことかとも思うが、まだまだ完全ではない。この中途半端が自分の持ち味とも思うが、中途半端ながら少しは生きやすくなってきたのかな。そういう訳でまた流れに任せた人生を流れが終わるまで続けたい。人生の終わりまで流れに任せられるか、ここはもう一段の修行が求められている。
☆とりあえず定期検診では現在の健康状況でやって行けるということだが、この先の状況は流れに任すしかない。勿論健康には気を付けるが、気を付けていたからと言って永遠に生きられるわけではないんですよね。

