Dr.821 都会の力(11月12日)
これまで本市の魅力や田舎の魅力(人情・景観・伝統・食べ物等)について思いを巡らせてきた。田舎生まれの田舎育ち、本市議会議員として当然のことと思うが、先日西宮市(本市より都会)の小学生を指導していて、そのやる気や人懐っこさに心を打たれた。一つの例だけから結論めいたことは言えないが、都会にも人を育む良さがあるのではないかと目が開かれた思いだ。人の多さはそれだけ多様な人と接する機会が多くなることは明らかで、それが元気な人間形成に繋がっているのではないか。周囲に活気があることは、子ども達も活性化する。勿論田舎でも都会でも、個人差家庭差はあるだろうが、12名ほどのグループ、150名ほどの学年全体に元気さがある(他の冒険指導者の感想を含む)ということは、地域差(都会と田舎)の影響もあるのではないだろうか。これまた勿論、田舎には田舎の良さと課題、都会には都会の良さと課題があるとは思うが、これまでドクターの頭の大部分を占めていた「何でもかんでも田舎が良い」という思いは一度リセットし、田舎の良い部分に都会の良さを取り入れる発想でまちづくりや教育を考えて行きたい。
☆久しぶりの冒険指導で都会っ子の良さを再認識した田舎のおっさん(ドクター)。今後は都会の良さを田舎の市政や教育に取り入れていきたい。

