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Dr.715 マイナスがプラスに(7月4日)

ある中学校の学校運営協議会へ参加して、オンラインではあったが生徒の声を聞いた。長い間学校へ行けなかったので、「学校へ行けることの嬉しさが分かった」「友達と話が出来ることの有難さが分かった」「当たり前が当たり前でないことに気付いた」等口々にこの間の感想を話してくれた。こちら(大人委員)からは機械の操作に不慣れなこともあって十分に返答できなかったが、今回のコロナ禍がマイナスだけでないことが分かった。先生方からは学校再開後の生徒の学習意欲が以前よりも強くなっているとの報告もあった。ドクター委員は「これまで経験したことのない対応をしなければならない学校は大変だろうが頑張ってください」と普通の発言をしたが、後で振り返ってもやはり子どもたちの学びと言うのか発想はすごいと思った。まだまだ油断できないし手当しなければならないことも多いとは思うが、これからもしなければならないことを出来る範囲でやっていってほしい。一般的には「マイナスをプラスに」と言われるが、これは意識的にマイナス状況でプラス要因を探す働きかけでどこか無理が伴うように感じるが、起こった事態に従っているうちにこんなことに気付かされた、それがプラスの事だったという「マイナスがプラスに」は自然で無理がない。意識的なプラスの発想も良いが、たんたんと起こったことに出来る範囲で対応していく自然体の生き方は、ドクターが推奨する「流れ」や「ご縁」「おおきな力」に任せた生き方で、ここでは「マイナス」も「プラス」もない。起きていることに意義を見出す生き方だ。

 ☆オンラインで生徒たちの意見が聞けたS中学校の学校運営協議会。そこでの生徒たちの気付きも、ドクターがトレーニング更衣室で見せる診察券(トレーニングの会員証と間違えて持ってきた)も事態をたんたんと進めると結構毎日の生活が進んで行く(世間的にはプラスが現れる)ことの表れだ。

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