Dr.682 大きいこと小さいこと(5月29日)
足の真ん中指の爪の端っこに逆むけができて、夜寝ていて足を動かすごとに布団に引っかかって痛みが走って困った。かといって起き上がって爪切りを探して逆向けを切ろうとするのも却って眠気を覚ますと思い、朝まで痛みが気になりながら眠った(正確には寝たり起きて痛みを感じたりしていた)。世の中にはもっともっと大きな痛みを抱えている方もおられるのに、足の指の爪の端っこごときで大騒ぎするのは恥ずかしいとは思いながらも、昨夜のドクター丹後にとってはそれが結構大きく気になる問題だった。そこで又ここから人生一般の問題に話が飛躍するのだが、ある人にとっては大きな問題でも、他の人から見れば「なんだそれぐらいの小さなことでワーワー騒ぐな」というようなことはよくあるのではないか。ある問題(こと)を大きく感じるか小さく感じるかは個人差が大きく、一般的客観的には判断できない。今回の新型コロナウィルス問題や国家財政の赤字拡大など誰が見ても大きな問題と思えるようなものもあるが、ある問題の解決がどれほど重要かどうかは人によって違うことを忘れず、その人の身になって考えるようにしたい。また反面、自分ではその時どうしようもなく大きな問題と思っていても、時が経ったり見方を変えれば、なんでこんなことで悩んでいたのだろうかと思えることもあるので、悩みの渦中にある時は一歩そこから離れてみることも大事ですよね。
☆足の指の爪がささくれ立って痛くて度々目覚めたドクター丹後。こんな小さなことでと思いながらも、昨晩の自分にとっては結構大きな問題だった。今朝爪を切ってからは「なんでこんなことで騒いでいたの」というような小さな済んだ問題になりました。
