Dr.435 頼れる若者(8月30日)
数年前Uターンして丹波篠山市でIT関連会社を立ち上げたHさんと話をする機会があった。彼は地元の高校を出た後情報関連の大学に入学したが、卒業時が就職氷河期で企業に就職せず自前でやっていたようだ。数年前故郷の丹波篠山市が消滅可能都市に入っていたのが気になって帰郷し起業したとのことだ。彼の下には何組ものUターン組が集まり、Iターンも巻き込んで結構大きな規模になってきている。市関連の仕事も引き受けて、今では当市になくてはならない存在だともいえる。立派な地域貢献をしてくれている。IT関係の知識に疎いドクターにはできない活躍で、最新技術を持った若者が地域づくりに力を貸してくれるのは本当にありがたい。自分の事しか考えていなかった自分の若い頃が恥ずかしい。恥ずかしいのは恥ずかしいが、いつまでも恥ずかしがっていても始まらない。自分は自分の出来る範囲の役割を果たさなければならない。最新技術はないし、何かに特に秀でている訳でもないので大した役には立たないかもしれないが、頼まれることはできるだけやるようにしていこう。前から漠然と考えていたことだが、頼もしい若者に出会ってその意を強くした。流れに任せてですけど。
☆この前登った高城山ではベテランの森林組合員さんが眺望をよくするための伐採をしてくださっていた。若者であろうと年配であろうと、自分の特技を生かした貢献が出来るのは素晴らしい。
