Dr.368 動く人(6月14日)
今の職場にも昔の職場にも地域の中にも数は少ないが「(自分から、自分で、自分が率先して)動く人」がいる。この「動く人」は行動が素早く、具体的にエネルギッシュにポジティブに動く。「動く人」が動くと、何か面白そうと後から付いていく人がいる。世の中はこの「動く人」がいないと進まない。でも「動く人」は自分が動かないと世の中が改善しないだから何が何でもがんばらなければというような大層な思いや使命感で動いていると言うよりは、自分がそうしたいからそうするみたいな感じで自然体で気負いがない。発想が豊かでいろんな方向から物事を進めていく。一つ問題があっても簡単にあきらめず、それがだめならこれをやろう、今やれるところからとりあえず始めようみたいにどんどんすいすい物事を進めていく。貴重な人たちだ。しかし世の中にはこれとは反対に消極的でリスクと労力を嫌がり何事にも反対する「止める人」も一定数必ずいる。この「止める人」が多いと、「そんなに反対ばっかりするならもうこっちは何もやらないよ」と言いたくなるが、「止める人」は「止める人」で必要な場合もある。一定の役割はこなしているのだ(多分)。世の中には他にも「まーまーどちらもそこまで言わなくても、この辺りで折れ合って、今回はこの程度で行きましょう」みたいに「間に入る人」もいる。ドクターはどちらかというとこのタイプだが、もう少し詳しく言えば「動く人」にあこがれながらも自分ではその役割はできないので「動く人」を盛り上げながら、「止める人」の声にも一部耳を傾けて全体としては明るい方向に落としどころを求める派だ。ずるいと言えばずるいのかもしれないが、世の中にはいろんなタイプの人がいて回っている。各自の持ち味を大事にしながら「動く人」をバックアップしたい。
☆地元まちづくり協議会役員会参加のために地域の会館に行き、玄関前に立っている観光案内版を見て、明智光秀が攻めた高城山(八上城)出城の法光寺城跡はこんなに自宅の近くにあったのかと驚く、お気楽丹波篠山市NHK大河ドラマ推進委員長ドクター。こんなことで職責が果たせるのだろうか。大丈夫、推進委員会にもまち協にも「動く人」がいる。ドクターとしては「間に入る人」役をしっかり勤めたい。


☆世の中には物好きな「こんなドクターブログでも毎日見る」派の人もいる。その中のお一人が送ってくださった蛙の写真。やっぱり世の中いろんな人がいるから面白い。
