Dr.1254 新緑の季節だけど(4月26日)
生命が湧きたつ新緑の季節となってきた。周囲の山々を見れば木々植物のエネルギーを感じる。こんな活き活きした季節に母が入院した。
数日前から食欲がなくなり、お腹が痛いとも言っていた。かかりつけの病院に連れて行き、さらに検査をする予定になっていたところに、検査日を待たずに体調が悪くなったので近くの病院に入院することになった。
幸い1週間ほどの治療で退院できると見立ててもらったが、正確には今後の精密検査を待たないと分からない。
自然界の様子や世間の関心とはまた別に個人的な出来事はやってくる。季節が良い日でも悪いことが起こることもあれば、その逆もある。季節の移ろいや自然界の様子に関心を持つことは悪いことではないが、それはそれとして自分や家族に関する出来事はたんたんと起こる。
自分の老病死も含めて、人生に起こってくる出来事は受け入れて前向きに生きて行くしかない。生まれた以上いつかは命は終わる。辛いけれどもこの事実を忘れず、だからこそ生かされている今を感謝し大切に紡いでいきたい。自分の人生も、家族の人生も、友との関りも、全ての人やモノとの関りも、出来る時に大事にしていきたい。それしかできないし、それでいい。
それはともかく、母や同じく病で苦しむ人の一日も早い回復を祈りながら、自分に出来ることを精一杯でも無理し過ぎず続けて行きます。皆さんもくれぐれもご無理し過ぎませんように。
☆新緑の季節であろうとなかろうと、いろんなことが生起する。受け入れながら出来ることをやっていきましょう。