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Dr.1198 否定してはいけない(2月20日)

 物忘れが進んでいる母親と食事をしている時、「この漬物はだれが作ったの」と聞くので、「それは自分でつくらはったものやで、忘れたんか」と言い、しばらく食べたのを見て「自分で作った味やろ。思い出したか」とたたみかけた。

 母親の記憶が弱っていくのを止めようとして無意識に、思い出してほしいと言いう思いから「自分が作ったものではない」という母親の発言を否定し続けた。

 後でこの話を奥様にすると、「物忘れが進む高齢者の話を否定してはいけない。『そう思うんやね』と受け止めることが大事で、言動を否定し続けられると高齢者は余計に不安になる」と教えられた。

 その通りだと思う。「高齢者の話は否定しないで暖かく受け止める」という知識を教えてもらったので、今後は少しは否定しない言葉遣いが出来るようになると思う。何事も知ることから始まる。知ったからと言って、直ぐにその通りできるとは限らないが、知らなければ改善もない。

 知ることの大事さと、家族も含めて自分が接する人に暖かく接することの大事さに気付かされた。

 さらに、この話にはオチがあって、「この漬物は妻が作ったもので、母親の言うことが正しく、母親が作ったものだというのはドクターの思い込みだった」ことが分かった。早速母親には謝ったが、もうすぐ前期高齢者に入る(自分では40代か50代のつもり、人間的に未熟と言う意味で)ドクターの言動も暖かく許容してください。

 ☆薄っすらと雪が降った時の家の前の道路。雪が覆った地面は汚い所も見えず白くてきれいだ。自分の記憶もだんだん美しいものだけを残したい。

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