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Dr.1107 早く時間が過ぎる(11月14日)

 朝から母のデイサービス(リハビリ)下見に付き合い、黒豆の葉っぱ取りを妹夫婦と一緒にやってから、スポーツの日の様子を見に行ってから、自分もトレーニングをして、弁当を買って(奥様が息子下宿の片付けに行っているので)食べてから、村の集会に出て帰ったら一日があっという間に過ぎていた。

 夕食時に見たテレビで、いろんな理由(親が出生届を出さなかったなど)で無戸籍の人の様子をルポしていた。現在30代だというある男性は、小学校に行けなかったので、昼間同級生が小学校に行っている間に公園のブランコに乗って、早く時間が過ぎるのを待ったと話されていた。

 物理的な時間は誰でも共通で1日24時間で流れていると思うが、そのスピード感は人によって、その時の置かれた状況によって違う。早すぎて困っている人もあれば、早く過ぎないで困っている人もいる。

 「時間は万人共通、大事に使おう」ということはよく言われる。大意は理解できるが、具体的に大事に使うのが難しい。平和な時間を過ごせる有難さを噛みしめながら過ごせばいいと言っても、その場面ごとにしなければならないことは多く、あっという間に過ぎてしまう。

 逆にとりわけすることが無い場合や苦痛な時間の場合は、早く過ぎるように願って過ぎるのを待つことになる。この場合はしんどい。

 両者の間の時間の過ごし方が出来ればいいが、もしどちらかと言われれば、いろいろやる事があってあっという間に時間が過ぎる方が良いか、などと考えながら30分ほど過ぎた。これは有意義な過ごし方なのかどうなのか、また時間がある時に考えたい。

 ☆丹波篠山市スポーツの日には多くの人が関わって頂いているが、この方々は良い時間の過ごし方をされている。ルポするだけでなく見習いたい。

 

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