Dr.1815 一陽来復(12月21日)
明日の12月22日が今年の冬至で、一年で昼間が一番短い日だ。この日を境に昼間(陽)が長くなっていくので、運気を回復していくという意味で、「一陽来復」というらしい。
流れやご縁を大事にする派のドクターとしては、運気も気にはなる。物事が上手く進むときと、そうでない時があるのを感じるし、信号も「青」ばっかりの時もあれば、絶えず「赤」にひっかかる時もある。
ただ、運気も良い時もあれば、良くない時もあるのは、自分のせいではないし、運気も流れに任せるという思いもある。赤信号ばかりの時は用心して過ごし、青信号が続くときはスピードの出し過ぎに気を付けて過ごす。
運気が良いにこしたことはないので、その運気がまた良い方に向かう「一陽来復」の日、冬至は節目として大事だと思う。まだこれから冬だと思っていたが、日の長さ的には最短を過ぎて明るさが増すという。これから始まる冬を前に、冬の向こうにある春を予感するような感じで、人生の冬にも明けがあるという激励にもつながる。
どん底の冬を経験したことのない身で偉そうなことは言えないが、誰にもそれなりの人生の春夏秋冬はあると思うので、冬の予感に気が沈んでいる人には、また陽はやってくると申し上げたい。お互い一喜一憂はあっても、自分らしさと陽気さを忘れず、ぼつぼつ季節にあった過ごし方でそれぞれの季節を生きて行きましょう。陽はまた昇る、「一陽来復」を胸にぼちぼちマイペースで参りましょう。
☆この間、産業高校であった模擬投票。いろんなところへ「いったりきたり」しています。「いったりきたり」と「一陽来復」は違うか。