ささやま冒険教育

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Sasayama Adventure Project

Dr.78 コンプレックスを取り除きたい

高校初任研のHAP選択者を指導した時、15人の参加者の一人(某高校教諭)が最後の振り返りで、「今日の活動で自分のコンプレックスだった体の小ささを活かした活動が出来た。自分の高校にもコンプレックスを持った生徒が多いので、自分も少しでも彼らのコンプレックスを取り除く手伝いがしたい」と語ってくれた。他にも思いのこもった言葉がたくさん聞けた。これはいつものドクター流行き当たりばったり出たとこ勝負指導がたまたまうまく行った証だ。帰って妻に「今日の冒険指導はうまくいった。自分は持ってるかもしれない」と言うと、「またそんな調子のよいこと言って、落ち込むことも多いくせに。懲りない人」と軽くあしらわれたが、指導がうまく行くというのは自分のためというより参加者のために嬉しい。天に感謝したい。それにしてもコンプレックスを持つ人は多い。コンプレックスの中身は、勉強・体格・性格・容姿・財産などいろいろだと思うが、コンプレックスもうまく付き合えば武器になる。学力や体格にコンプレックスを持つ先生の方が同じような悩みを持つ生徒の気持ちに寄り添った支援ができる。かくいうドクターも友達が少ないことにコンプレックスを持っているが、だからこそこうして人間関係が大きなテーマの冒険教育の指導に関わっているのかもしれない。

☆それぞれの身体や性格の特性(力持ち・身が軽い・体が柔らかい・失敗してもめげない・声援で盛り上げる等)を生かしてこそ課題解決(全員が糸に触らずに通り抜ける)ができるスパイダーズウェブ。よくできたエレメントだ。盛り上がったのは決してファシリテーターの力ではない。失敗したときにもファシリテーターのせいではなく、エレメントのせいにしてほしい。

 

 

☆全員が自分が通った穴の辺りで成功の喜びを表す記念撮影。自分は通ってないくせに一番目立ちたがるドクター。幸いこの性格にコンプレックスは今のところない。

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