Dr.856 QOL(12月20日)
QOLはクオリティ・オブ・ライフの略で、「生活の質」とか「人生の質」とか言われている。健康面や精神面などいろんな指標があるようだが、ただ生きるのではななく、QOLを高く保って生きるのが良いとされている。ある日妻に「わしのキューオーエルは有難いことに今のところ結構高い」と言ったところ、「えっ何言うてるん」と相手にされなかった。どうも「キューオーエル」の発音が悪く、何のことを言ってるのか分からなかったようだ。自分の言いたいことが相手に伝わらないというのは、生活の質がそれほど高くないようにも思うが、自分では今どこも痛くないし体は動くし健康面での質は上等を維持していると感謝している。これは自分でも少しは運動や食事に気を付けてはいるが、大部分は天与というのかご加護というのか運によるところが大きい。いくら自分で気を付けていても病気になったり、何らかのハンディキャップを負うことは往々にしてあるからだ。自分の努力の成果などと過信しないようにしたい。健康面のQOLや仕事面のQOLは今のところは恵まれていると思うが、幸福感というのか人生の充実面についてはどうなのだろうという疑問がある。とりたてて不満があるわけではないので恵まれているのかも知れないが、何か今一つ実感がない。幸福感については主観的な面が大きいので、自分が今の自分の状態をどう捉えるかということだ。この面を改善するため、「定年後の生活」や「流れに任せる生き方」などを探求しているが、まだまだ摸索中。この面でもQOLを高めるか、あるいは既にある高QOLに気付ける方策を探求したい。
☆愛車でドライブ中にこんな美しい景色が見られた。こんな時間が持てるってことは既に十分高いQOLですね。書いててだんだん自覚と感謝が湧いてきました。