Dr.32 無心の田植え
「苦難に満ちているのが人生の基本なのに、そこそこ上手く行ったり、それなりに快調に暮らせているなら、そのことに感謝しなければいけない。過去でも未来でもなく今を感謝して生きることが大事だ」というようなことが書いてある仏教関連の本を読みかぶれたドクターは、昨日の失敗を思い煩わず(楽しかったことは時折思い出してニンマリしてもよい、ドクター解釈)、明日や今後の予定を気にしすぎず、その日その瞬間を大事に生きようと、ここ2~3日がんばっている。昨日の田植えもこの流れで、これまでの失敗(トラクターや田植え機が動かなくなったこと、軽トラが横転しかかったことなど)や田植え後のこと(水をいつ入れるか、その水を採る順番はどう確保するか等)を気にせず、無心で作業に集中した。結果、今年の田植えは、植え方も、苗の量も、作業時間も例年になくうまく行った。これに味を占めて、やはり「物事は考えすぎず、目の前のことに集中するのが良い」、このポリシーを自分の生き方にして行きたい。この考え方でうまく行かない事態が続出すれば、やはり「物事は行き当たりばったりではだめで、きちんと準備や備え(考えることも含めて)をしておかなければならない」というのに変更するかもしれないが、今のところ自分にはこの「無心無手勝流」が良いみたい。今回の無心順調田植えでこの思いをより強くしました。
☆ポーズをとりながらのお気楽な田植え。写真撮影は田植え協力者の妹です。こんな感じで生きてます。もちろん、上手くいかないこともそれなりに抱えながら。