Dr.233 自分らしさ(12月30日)
年末年始の飲み会や忘年会(飲んでばかりですけど)で久しぶりに会う人が多かったが、年齢や仕事、家庭環境は変わっても話してみるとみなさん昔と変わらず、個性というのか自分らしさはそのままだ。人間の細胞は何日間かで全て入れ替わるというような話を聞いたことがあるが、年齢による変化で姿かたちは変わっても、その人の芯というのかコアな部分はあまり変わらないような気がする。楽天的な人はいつ会っても楽天的で、悲観的な人はいつも悲観的な話をし、嫌みを言う人はいつも嫌みを言う。先日は遠くからボチボチ走る姿を見て「丹後さんだと分かった」と言われた。生き方考え方はもちろん走り方やしゃべり方までその人らしさが出る。自分が考える自分らしさと他人から見た自分らしさに異なる部分もあったりして、なかなか本当の自分らしさをつかむのは難しいし、変わっていく部分もあると思う。それでもやっぱり変わらない自分らしさと言うものがあって、その変わらない部分は変わらないとすれば、それをうまく理解して付き合っていくしかない。さて問題は自分(ドクター)の自分らしさがどういうものかということだが、この齢になってもつかみ切れていない。でも今まで付き合ってきた自分だから大まかにはこんなもんだろうという思いはある。出来れば最後までこの自分らしさとうまく付き合っていきたい。
☆うちの村にも雪が降ってきていつもと違う景色だが、その下には変わらない大地がある。この土地でこの土地を活かしながら生きていく。