Dr.106 よなふせ(8月9日)
「よなふせ」に意味はない。このドクターブログは、サイトを管理するネットワークサービスにアクセスして更新しているのだが、セキュリティのためにパスワード以外に毎回表示されるひらがな4文字を打ち込まなければならい。このひらがな4文字は毎回変わる。誰が考えているのか、コンピューターだと思うが、この4文字の意味の無さがすごい。人間が考えたのではこうはいかない、つい意味のある4文字を使ってしまうのではないだろうか。「はやおき」「かしぱん」「だらだら」などだが、初めはいいとしてもその内、意味のある4文字を毎回考えるのがつらくなるのではないかと思う。最近ではブログ更新の時のこの無機質の無意味さが面白くなって、今日の4文字は何だろうと楽しみにさへなってきた。ところで、この意味がないということもちょっといい(意味がある)のではないかと思う。世の中意味を求めすぎているからだ。「言葉の意味」「仕事の意味」「人間関係の意味」、極め付きは「生きる意味」などだ。あんまり意味を考えすぎるとしんどいし、息苦しい。「特に意味を真剣に考えたことないけど」、「何となく」「はずみで」「面白そうだから」「ほかにないから」「別に」、こんな感じも生きていける。特に、人生に意味を求めすぎると苦しくなる。この頃では「人生に特に意味はない」とさへ思っているのだが。
☆篠山市内中で準備が進む篠山市夏の最大イベント「デカンショ祭り」。「デカンショ」の意味についても、いろいろいわれているが、もしかしたら思い付きかも。意味があろうとなかろうと、今年も8月15日16日になれば「デカンショ」祭りへ行き「デカンショ節」を踊る。意味にとらわれすぎる必要はない。