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Dr.922 導かれた人生(3月6日)

一身上の都合により市会議員を辞職させて頂いてから数日がたった。投票してくださった方へのお詫びの気持ちと今後どう挽回していかなければならないかを考えながら過ごしている。多くの皆さんから頂いた暖かい言葉が支えになっている。迷いに迷った決断だったが、一旦決断した以上前へ進むしかない。今回の決断もそうだが、これまでの人生を振り返っても、自分の意思で歩んできたと言うよりは大きな意思に導かれて進んできたように思う。全てが伏線となってその後の人生が展開していると感じる。例えば高校卒業時将来の方向は決まっていなかったので、卒業後の選択幅の広い(と親父が言った)法学部に進学したが、在学中に親戚の紹介でやる事になった家庭教師が教員になるという進路に繋がった。その後の教員から指導主事への展開でも、本庁勤務ではなく野外活動施設に配属されたことで冒険教育と出会い、そのことが定年後フルタイム再雇用を選ばないことに繋がり、定職を持っていなかったことが、市内の空き家相談事務を担当する「暮らし案内所」勤務に繋がった。暮らし案内所で丹波篠山市に空き家が多いことを知ったのが市政への関心に目覚めることに繋がり、市議出馬の一因となった。このように大きな意志(最近ではそれを「流れ」「ご縁」と呼ぶことが多いが)に導かれての人生であると実感している。勿論その都度自分の意思は発揮しているつもりだが、それも考えようによっては「流れやご縁で自分の前にやってきた、やらなければならなくなったことを勇気を持って引き受ける」ということを決めているだけかもしれない。何時の時代にどこの国の誰の家に生まれるかも含めて導かれた人生のような気がする。

 ☆今回の入試で志願者が大幅に増えた現役最後の勤務高校を訪れ、何があれば志願者が増えるかのヒントをつかみたいと思ったが、校舎の長寿命化のための覆いと同じく要点は覆われていた。

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