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Dr.837 本来無一物(12月1日)

議会や農作業やトレーニングで日々が過ぎていく。大きな心躍ることもないかわりに、物心両面で大きな支障もなく過ごさせて頂いている。現役時代のような喜怒哀楽に富んだ日々でないのが物足りないような気もするが、日々がたんたんと平穏に過ぎていくことに感謝の気持ちを忘れてはいけない。しかし人間は欲深いものなのか、平穏な毎日が続くともっと何か面白いことはないかと求めてしまう。その時、この禅語「本来無一物(ほんらいむいちもつ)」に出会った。前から知っている言葉ではあるが、時々必要な時にどこからともなく(今回は読書中の本の中から)現れて、自分の慢心を諫めてくれる。ドクターはこの言葉から、人間は何も持たないで生まれて来て何も持たないで死んでいく、現在所有している財産やお金はかりそめのもので、死ぬ時に何もなくなっていたとしても嘆く必要はない、だから現在の所有に固執してはいけない、さらに自分の身体にしても生きている間お借りしている乗り物に過ぎないから年月共にガタが来てやがて壊れてしまう(死んでしまう)のもしかたがないことなので健康や何歳まで生きることに執着してはならない、という教訓を得ている。今回も良いタイミングで思い出すことが出来た。本来が無一物だから、今あるものを粗末に扱っても良いということではなく、大事に扱っても減ったり無くなったりすることもあるのだから、今日そこそこの一日が過ごせたならそれで十分感謝しなければならない。

 ☆昨日何気なくシイタケの原木を覗いてみたら大きなのが生えていた。無くて元々なのに、いくらかでも収穫できたことに喜びと感謝を持ちたい。こんな調子で今日も感謝と喜びの一日を送ろう。

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