Dr.801 現場の悩み(10月21日)
議会が終わった後、市内小学校を回ってみた。何か困ったことはないかをお聞きするのと、地域との触れ合いでどのようなことをやられているのかをお尋ねするのが主な目的だ。3か所ほど回ったが、それぞれその学校特有の悩みを抱えておられるのが分かった。在籍する子どもや保護者との対応は勿論、スロープやトイレなどの設備面、教職員の過重負担、スタッフ不足、交通安全対策等と多岐にわたる。変わったところでは併設する幼稚園児に野菜を食べてもらう工夫や山の芋グリーンカーテンの収穫等があった。個人的には校長定年後の充実生活についてもアドバイスを求められた。何やかやとお聞きするうち、自分も現役時代は日々襲い掛かってくる現場の課題に四苦八苦(ちょっと言い過ぎですけど)していたことが思い出された。定年後の現在は、定年後を如何に活き活き過ごすかがメインとなる関心事で、時々は子どもとの触れ合いで活き活き充実していた現役時代が懐かしくなることがあるが、そういえば現役時代は楽しいことばかりではなかったし、今の生活は現役時代のような頻繁な悩みがない分お気楽な面もあることに思い至った。現役にしろ定年後にしろ、良い面もあれば悪い面もあるということか。現場の悩み解消に一役買うことができれば、定年後生活の充実にもつながる。日々の生活では、自分の今の生活のプラス面(恵まれている部分)をしっかりと見て元気に一日を送りたい。
☆秋の気配が出て来た市役所周辺。議会の全員協議を終えて小学校の現場を訪れた。現場には今も昔もいろんな悩みがある、急に議員がアポなしでやってくるなど。



