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Dr.778 定年ぼっち(9月21日)

定年後の孤独を「定年ぼっち」と呼ぶらしい。このことが載っている本には、ドクターが前々回に書いたのに似たことが書かれていた(ドクターがこの本を真似して書いたのではない、多分)。会社には人生を充実する装置(役割)が備え付けられており、定年でそれを無くしてからは自分で人生充実(生きてて良かった、面白い人生だっとと思える感覚)の方策を探らなければならないというようなことが書かれていた。会社にある人生充実装置とは、①やりがい(会社の目的が自分の生きがいにもなる)、②人との交流、③ルーティン(決まった会議や打ち合わせ等で時間がつぶれるのと精神的な安定にもなるー何をやろうと悩まなくても良い)、④報酬(金銭的なものから人からの称賛まで)などである。定年でこれらのものが自動的についてきた会社と離れるのだから、自分でそれに代わるものを見つけなければならない。人との交流も現役時代は自然とあったので孤独を感じることはなかったが、定年後は意識的に自分で作らなければ孤独になる。孤独は悪いものではないと説く定年本もあるが、この本では定年孤独(定年ぼっち)は身体的にも病気リスクを高めると書かれていて焦る。ドクターの説く「流れや自然に任せた生き方」も著者は否定し、「そんな楽観論ではだめだ」と言う。ドクターの言う「流れ重視の生き方」は単なる楽観論ではなく、「流れを信じ、流れに従ってやる羽目になったことを全力(その時の環境で)でやれば、後は流れが導いてくれる」というものだと反論したくなるが、公式に反論するには本でも書かなければならない。ドクターが本を書く確率は0ではないが、それも流れ次第だ。今はいろんな本やこれまでの自分の体験を参考に、定年後充実策の実験を繰り返すしかないか。

 ☆お彼岸の日に「彼岸花」を見ながら、今日の面白い(絶こうちょうの)時間の過ごし方を考える(流れ次第ということも忘れないようにしながら)。

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