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Dr.679 何故農業をするのか(5月26日)

合間を縫っての農作業をしながら、「自分はいったい何故農業をしているのか」考えて見た。まず思いつくのが「農村に住んで、父(先祖)から受け継いだ農地や農機具がある。田んぼを何も作らないでほったらかしにできないのでやっている」というのが一番の答えだ。それじゃ嫌々農作業をやっているかと問われれば、そうでもない。農作業はきつい面もあるが、自然の中で汗をかくのは、肉体的にも精神的にも健康に良い。農業は赤字だが、親の代からの機械や作業小屋や積立(既に使ってしまった)があるので、自分の日当を考えなければもう少しは続けられる。周りに人も、ドクター農業より作物の売り先を考えて儲けを増やす等の工夫はされているが、大体は同じような感じではないか。肉体的や経済的な理由で農業が続けられなくなるまでは続ける人が多い。農地の維持や食料の栽培(自給率の向上)のことを考えれば、大型農家や集落営農などの中心担い手農家に農地を集約する方が合理的だが、農村から農業を離れる人をこれ以上増やしていいのかという疑問もある。担い手以外の小さな農家(兼業農家)も農業が続けられるようにするには、農業収入を増やすか農業機械購入の補助をするか等の策が必要だが、それには公金の支出が伴う。公金を出してでも小さな農家を維持するかどうかは賛否の分かれる問題で、人々の意見を聞きながら最終的には政治が判断することだと思うし、その解決のために政治家になったとも言えるが(ドクター政治家を志す理由の一つ)、未だ迷いがあり、勉強中だ。迷い中にでも毎年の耕作は続けなければならないので、今後も時間を見つけての中途半端農業(専業でも廃業でもない)が続く。一般的には中途半端や優柔不断はよくないこととされるが、ドクター人生はこれまでそうだったし、案外ここらあたりに農業(農村)の維持発展のヒントがあるかもしれない。

 ☆農業振興に一発解決の妙案はないが、優柔不断農家でも農作業の合間に見る農村風景は素晴らしく、何とかこれを残す方策を探りたい。

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