Dr.673 折れ合う(5月20日)
この間の新人研修の復習や丹波篠山市の課題について研究をしている。例えば「議会・議員の役割と権限」にしても、「まちづくり協議会の活性化」にしても対立する立場の調整、よく言うと「統合」、悪く言えば「妥協」、つまりは「ここらあたりで)折れ合うか」という落としどころを見つけなければならいことが分かりかけてきた、要するに人生と同じだ。どういうことかと言えば、「議員は市民全体の代表であり、地域、組織の代表でもある。議員は全体の利益と一部の利益を議会の議論により統合に努める責務がある」(一期議員研修会資料)のであり、「まち協は住民自治が基本だが行政の支援がないと運営が厳しい面もあり、自治と行政支援の両立を図らなければならない」(丹後意見)ということだ。一本気というのか一途な人は、この折れ合うというのは苦手(または嫌)かもしれないが、これまでの人生も流れ任せに歩んできたドクター丹後としては、この妥協というのかほどほどで折れ合うというのはいつもやっていることで、言わば得意な分野である。ただ心配は、あまりに折れるのが早く、これでは両立というのか両者の良い所を活かした中道を探るまで行かないかもしれないということだが、これもやる前から心配しても仕方がないと、もう既に妥協気味だ。こういう生き方だとあまり悩まなくていいが、議員にむいているかどうかはまだ分からない。
☆一期研修会でもらった資料を見ながら、書かれていることを直ぐに自分の人生訓と絡めてしまう絶こうちょう&お気楽&哲学者ドクター丹後

