Dr.631 あいさつ運動(4月3日)
4月に入ってより一層丹波篠山市の絶こうちょう化にう向けての活動を強化している。その一つがあいさつ運動だ。昨日から交差点に立って通る車や自転車の人に「おはようございます」と声をかけることを始めた。あいさつが響き合う地域づくりが市の絶こうちょう化の第一歩だと思ってのことだ。はじめは緊張したが、そのうち顔見知りの人や、手を振ってくださる人もあり、ちょっと面白くなってきた。これなら続けられそうだ。と同時に別の時間には、普段長話をしない人とも結構長い話を聞く機会も増えてきた。こちらは地域(農村)の課題である農業の担い手づくりの難しさが話の中心だった。集落営農を農業法人化したと言っても利益を出して長く続く組織にしないといけないが、日当を払うとどうしても赤字になるようだ。かと言って日当を安くすると今度は作業をする人が集まらない。農作業は同じ時期に同じような作業をどの農家もやるので、法人の作業はどうしても外部の人に頼らなくてはならい面もあるが、安い時給では集まらない。かと言ってそこそこの時給を出すと利益が出ない。法人の事務や作業をする人も高齢化でやる人が限られ同じ人に頼らざるを得ない状況でその方々の負担も限界に近くなっている。やはり法人だけでなく兼業農家や小さな農家も維持できるようにしなければならないが、そこには補助の手は及んでいない。などなど課題をいっぱい聞いた。すぐには、また唯一の解決策はないが、みんなで知恵を出し合い、改善策を考えるしかない。大事なのは明るい面にも目を向け希望を失わないことだと、最近少々疲れ気味の自分も含めて言い聞かそう。
☆昨日「あいさつがこだまするまち 愛のまち」を目指して朝の挨拶運動に立ったが、逆に地域の人から暖かさをいただいた。夜の「まち協運営委員会」ではまちづくりの組織運営の難しさや担い手不足の課題を痛感。たいへんだけどやれることをやるしかない。笑顔で絶こうちょうに歩んで行きましょう。


