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Dr.619 最悪想定のその後(3月22日)

長年の読者の皆さんはとっくにお気づきのように、ドクターがここに書いていることは自分に言い聞かせていることだ。昨日の「最悪を想定しておくと実際にはそれよりはマシなのでいいですよ」も、自分に向かって言った言葉でもあるのだ。その心構えである会合に出席し、そこでの首尾は最高ではなかったけれども心配した最悪の事態も起きずホッと胸をなでおろし、事前最悪事態想定の効果を確認したのだが、その後が甘かった。ホッとして、その次の何でもないと思っていた村の会議に出て、思わぬ展開で来年度の組合長候補になる羽目になった。農業はやってるけど、専門家とはとても言えない自分にそんな重要な役が回ってこようとは全く予期しておらず、後の懇親会を楽しみに軽い気持ちで参加したのがいけなかった。急な最悪シナリオ展開で、皆さんが助けてくれるというから大役を引き受けざるを得るしかなくなった。そこでこの経験を活かして、皆さんと自分にアドバイスだが、最悪シナリオ想定は効果はあるが「一つ終わったからと言って油断してはいけない」、この言葉を贈りたい。ホッとして無防備だと、昨日の例で出した空手の突きや蹴りではないけれど、本当にきつい一発を食らうことになる。でも、この教訓で行くと、絶えず最悪想定を繰り返して身構え続ける人生となり、それはそれで人生なるようにしかならないのでお気楽に行こうが通用しなくなる。やっぱり人生は、市の絶こうちょう化と同じく簡単には行かない。

 ☆昨日の一回目会合先の施設に飾ってあった甲冑を眺めるドクター。一つのことが終わっても、また次の事前最悪想定という 心の甲冑を着 なくてはならない。それはそうだが、あまり続くともうどうにでもなれと開き直ってしまいたくなる危惧がある。

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