Dr.610 しんどい時には(3月13日)
滅多に公開しないが心がしんどくなった時には、「死んでたかもしれない体験」や「破産してたかもしれない体験」を思い出し、あの時死んでたかもしれなかったり破産してたかもしれなかったことから見れば、今はまだましと思って自分の心を慰めるという奥の手を使う時がある。新型コロナだけでなく、いろんな事情で心がしんどい人のために公開したい。この考え方は建設的ではないし、誰にでも効くかどうかは分からないけど、いろいろやってみたけどまだしんどいという人は一度試してみてほしい。ドクターの場合は先ず、これまでの人生で死にそうになった時を思い出す。酔っぱらって雨の中で寝込んだ時や何度かの交通事故寸前やった時や病気の時などだ。特に車に乗っててヒヤリとしたことは何度かあり、一つ間違っていれば命がないか重症だった。事故かセーフかは紙一重、ほんの一瞬の差、現在命があるのは自分の力ではない、大きな意志に生かされている感じだ。破産と言うのか経済的に致命的な危機も何度かあって、校長時代などは特に責任を取る立場なので自他のトラブルで辞職に至らなかったのは運が良かっただけのような気もする。そんなこんなで死んでたかもしれなかったり経済的に破綻していたかもしれなかったことを思えば、今は何とか生きて食っていけているだけでもまだ恵まれていると思って、心のしんどさを紛らわすのだ。この手がいつまで通用するか分からないので、他のストレス軽減対策も研究しながら、今のところはこの奥の手で凌いでいる。
☆もう枯れそうだけど健気に花を咲かす老梅を見ながら、何とかお気楽な生き方を模索するドクター。根っからお気楽なくせにという妻の声もある。

