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Dr.590 地域と学校が関わる(2月20日)

S中学校のコミュニティスクール(学校運営協議会)に参加した。地域の自治会長やPTA等の代表に交じって、ドクターは有識者という立場で参加させてもらっている。かつて学校にいたというだけで有識者と言うのは面はゆいが、教育はまだドクターの一番マシな分野なので許していただきたい。これが料理や俳句等の有識者なら即辞退する所だ。ともかくこの中学校の学校運営会議では会議の前に中学生と参加者の大人とがグループになって話し合う時間がある。これがなかなか面白く、生徒たちの本音や実態が分かっていい。ドクターの班の生徒たちは「一人一人が家で予習や復習に取り組む学校を創りたい」という。実際には部活や習い事や趣味で宿題はやっても予習復習まではいかないらしい。ドクター達大人は「なぜ勉強(予習復習)するのかという目的をしっかり持つこと」と分かったようなアドバイスをしたが、本音では自分たちが中学生の頃もそんな勉強してないよなあ、心配せんでもやる目標がみつかったりやる立場に立たされた時には人間できるもんやと思っているので説得力がなかったかもしれない。それでもこんなおっさん達の意見をしっかりまとめ、班ごとの発表をした生徒たちはたいしたものだ。「君たちの力はすごい。きっと自分で想像している以上だ」と、昔生徒達によく言っていた言葉が自然と出て来たが、本当に子どもたちは素直で魅力いっぱいだ。後の大人会議では、「もっと地域と学校が連携し関わっていこう」という声が相次いだが、やはり地域の未来を担う子供たちを地域の力で支援することは、子どもも関わる大人も絶こうちょうになる。

 ☆生徒達と地域の人が一緒に「自分たちが創りたい学校」について意見交換をしたS中学校コミュニティスクール。「子どもたちの教育について地域と学校が密接に関わる」、ここにも市の絶こうちょう化のヒントがあった。子どもたちには話中やのに自分の写真を撮る変なおっさんもいることが分かって良かったかもしれない。

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