Dr.529 感想文が怖い(12月11日)
先日T小学校で行ったPTA人権講演会の感想文を係の方が送ってくださった。今回に限らず講演会後に感想文を頂くことは時々あるが、人の批判に弱いドクターはこの感想文を見るのが実は怖い。ほとんどの人が肯定的な事を書いてくださっていても、一人二人批判的な文章があればそれが気になってしょうがない。普段からやりたいことをやり、言いたいことを言っている人とは思えない繊細な心の持ち主なのだ。講演会後の感想文は本当は自分の講演を振り返る貴重な資料となる。良かったと言ってもらっている点は続け、今一つと言われたことは改めれば良いだけだ。これも普段から講演も含めてドクターがよく言っていることだ。自分が言っていることが自分で出来ていないとは情けない。今回の感想文も勇気を出して読ませていただくと、全員の人が「楽しかった」「これからの生活に活かしたい」みたいなことを書いてくださっていたり、自分にはこの言葉、この活動が心に残っているなどと書いてくださっている。中には深い内省も含めてこちらが思っている以上の学びを得られたことが書いてあるものまであった。講師の方がそんなに深いところまで考えていませんでしたと申し訳なく思ったり、こちらがさっと流したところがその人には深く心に残っていたり、感じるところは人それぞれであることも分かった。これはもう、講師の話や活動を切っ掛けにして自分で学ばれたというしかない。こちらが機嫌よく話させていただいて、聞いてくださる方が自分で勝手に自分に必要なことを学んでくださるのなら、こんなに嬉しいことはない。このことに気付かせていただいた今回の感想文やこれをお送りいただいた係に方に感謝するとともに、これからの講演をやる元気が出てきました。ありがとうございました。
☆この前の人権講演会の感想文を送っていただき、どきどきしながら読んで、やっぱり勇気を出してやると学びも多いと実感するドクター。ありがとうございました。
