Dr.220 面接練習(12月14日)
息子の大学受験のための面接練習に付き合った。高校でもいろんな先生にお世話になっている。身内(自分をよく知っている人)の前で話すのは大変だと思って、あまり父が面接練習するのはどうかと思ってこれまでやってこなかった。というのは、ドクター自身もこれまでいくつか面接を受けたが、その練習の時に自分をよく知っている人に面接練習をしてもらって汗だくタジタジになった苦い記憶があるからだ。面接試験というのは、ある種自分のプロモーションだから自分の良い所頑張っているところをうまく(ある面過大に)表現して相手(面接官)に伝えなければならない。嘘はいけないが、針小棒大ちょっとしたことでも大きく言っても良い(あるいは言わなければならない)。だから自分のことをよく知っている人の前では恥ずかしくって堂々と言えないのだ(実態がないのに自分を大きく見せるのが得意なドクターだけかもしれませんが)。ところが自分をあまり知らない初対面に近い面接官の前では、ばりばり話すのは得意だ。校長試験の面接のときなどは、面接官の前で趣味の狂言の謡いを披露したほどだ。ただ面接が盛り上がっても合否には直結しない。合否は採用人数や採用したい理由など、自分の実力以外の要素も大きい。だから息子だけでなく面接を受ける人に言いたいのは、例え面接で落ちても落ち込む必要はないということだ。決して自分の力が足りないということではない。面接官の見る目がない場合だって、採りたい基準が自分と違っていただけの場合だってある。面接結果、その時の面接官の判断が全てではないことは声を大にして言っておきたい、何せドクターが面接官をやるぐらいですから。ドクター面接を受けた皆さんごめんなさい。
☆息子の面接用に用意した椅子。久しぶりにドクターも座ってみて緊張したと言いたいところだが、この年齢になると怖いものはあまりなく、緊張したふりだけです。その場を楽しむことや、結果に一喜一憂しないでただ受け入れるだけとい人生哲学を磨いているので、まだ途中ですけど。