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Dr.1955 物忘れの効用(5月22日)

 一つのことをやると、前のことを忘れる。今までにやったことなかったような、物忘れ事案が日々新たに出て来る。一つ例を挙げようとして、忘れて思い出せないぐらいだ。今ぐらいなら、まだ何とかやって行けそうだが、この先どれぐらい物忘れが進むのかという不安もある。

 ところが、今回そのもの忘れにも、良い所と言うのか、物忘れのお陰で何とかやっていけているということを発見した。それはしんどい事案の対処についてだ。日々仕事をしていると、大変な事、しんどいこと、上手く行かないことに出会う。勿論、その反対に嬉しいコト、良かったこと、有難い言葉などにも出会うが、どうしてもマイナスの方が強い印象が残る。

 今回、なかなか厳しい言葉を頂いた。誰かを傷つけるつもりなど毛頭ないが、説明すればするほど、その人を傷つけてしまう、傷つけられたととられてしまう。何も言わない方が良いほどだが、それはそれで済まない。簡単には解決しない。何日も抱えることになると思うが、家に帰っても詳細に頭から離れなければ、多分心がダウンしてしまう。

 ここで、「もの忘れ力」が威力を発揮して、毎分毎時間この事案を覚えていることから、ドクターの脳を開放してくれた。勤務に関する事案なので、勤務中にその解決に向けて取り組むのは、やらなければならないことだが、そのことが頭から離れる時間もあるのは有難い。そこに日頃困っている、物忘れが、プラスの力として作用している感じ。またエネルギーを貯めて、事案の解決に取り組んで行ける。

 あと、このような大変な事案が出て来ると、それまで悩んでいた事案が「これと比べるとそれほどでない」と思えてくる。それまでは、それが一番大変と思っていたが、今回新たに大きな難問が出て来ると、そちらの方が大変で、他のはまだまし、何とかやって行けるかと思えるほどだ。

 物忘れをはじめ、普段マイナスに思っていることも、プラスと言うのか、それを活かせることもあるということを、今回学んだ。こんなこと学びたいことではないが、何とか日々を前向きに生きるために、心の持ち方を磨いていくのが大事と言うこと。

 ☆昨日あった高齢者大学開講式。この写真が撮れているということは、失くしていたカメラが見つかったということです。ソファ椅子の端っこに落ちていました。日々の出来事の中には良いこともありますね。そこもしっかり見て、明るい気持ちで前向きにいきたいと思います。皆様ぼちぼち前向きにいきましょう。

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