Dr.18 表と裏
何事にも表と裏、善と悪、プラスとマイナス、良いことと悪いことの2面がある。私たちは通常物事の一面ばかりを見てしまい、意識しないとその裏面というのか別の見方に気が付かない。意識的に複眼で両面を見るようにして、良いことがあっても浮かれ過ぎず、悪いことがあっても落ち込みすぎないようにしたい。特に一見マイナスなことばかりが続くと落ち込み元気がなくなり、いつまでもその気分を引きずることになるが、それは避けたい。そのためには1日や一連の出来事を振り返って、悪いことばかりでなかったことを思い出し、一見悪いことと思ったことも、人生にはそういうこともあると受け流し引きずらないようにしたい。一見悪いことにも、調子に乗っている自分を戒める機会になったり、しんどい人の気持ちを理解するのに役立ったりするというプラス面もある。要は毎日をお気楽に上機嫌に暮らすためには、マイナス感情をためこまないことだ。裏面ばかりを見ないようにしたいし、裏面もたまに見るのは悪くないぐらいな達観がいい。
☆この間のK明学院中学校研修のクロージング(活動の最後に今回の活動を振り返り一体感を感じる活動)でフィンガーチェーンをやったが、通常は上からしか見えないチェーンを、今回はポチが輪の中に潜り込んで下から撮ってくれた。物事を両面から見る適例だ。
☆最後の振り返りである先生が「実は私はこういう活動は苦手だったんですが、今日は良い雰囲気で参加して良かったです」と明かしてくれたが、自己開示させてしまったのが良かったのかどうなのか。
☆営業で回っているとドクターを知ってくださっているところでは校長室に通され校長先生や教頭先生から歓待されることもあれば、ドクターを全く知らない方から冷たい言葉を浴びることもある。その冷たさのお陰で、暖かさのありがたさが分かります(多少無理してますけど)。