Dr.1752 感謝を学ぶ(10月14日)
この間の講演で「感謝を学ぶ」という話を聞いた。人生を生きる目的は、何事にも感謝できるようになること、感謝についての鋭敏な意識を身につけることという趣旨だったと思う。
確かにこの力が身につけば、毎日を感謝一杯、満足一杯、笑顔いっぱいで過ごせような気がする。しかし、世の中にはまだまだ不平不満な人、攻撃的な人、疑心暗鬼な人など生きにくかろうと思えるような人がわんさかおられる。
こういう人達は、今の自分の恵まれている点、不満と言っておられることの中にも恵まれていることもあるという点についての認識が甘いというのか、かけている。さらに上を目指すため、敢えて満たされた点は見ないようにして、不足の部分を取り上げ、相手を攻撃して意に添わせようとされているのかのように見える。
現状に感謝して、満足していたら進歩は望めないのかしらん。それこそ何のための進歩かと言うこともあるが、ポイントはより幸せに日々を過ごす、より幸せに世の中が回るということだろう。そのためには、感謝の心は欠かせない。
他人の生き方はともかく、自分としては感謝を中心に、いたるところに感謝の心をもって、だからそれに報いるためにも自分の出来ることをやっていく、そんな生き方で生きて行きたい。そこにぶれはない。言うほど大したことできてませんけど。
☆こんなへき地の小さな学校でも、素晴らしい教育、素晴らしい子どもたちが生まれています。子どもたち、先生方、地域の皆さん、全ての方に感謝です。そんなところを見に行けたことにも感謝しています。