Dr.1543 説得力(2月22日)
いろんな案件の解決は一般的な結論では済まないことがある。一人一人、一つ一つに個別性がある。一般論ではない対応をとらざるを得ないこともある。
こうした場合に周囲に理解を得られるようにするには、理解を得られるような説得力が必要だが、ドクターには説得力がない。自分の説得力の無さは、これまでの幾つかの経験からも明らかだ。
大学時代の空手道部主将としてや高校空手道部顧問として退部したいという部員を説得できたことが無い。相手の意思を尊重すると言えばそうなのだが、論理的に相手を説き伏せる論破力がない。
これは良くも悪くも生き方にも関わることで、ドクターとしては相手の意思を尊重する、世の中には絶対と言うことはないのだから一つの結論にこだわらない、よく言えば融通無碍、悪く言えば信念がないという感じの生き方がある。
説得力の無さを自覚しながら、たんたんと自分が出来る最善をやって行く、それしかできないし、それでいいんじゃないでしょうか。というわけで、自分の無力に打ひしがられながらも、自分の良さも見失わないようにしていきます。
☆40数年前に買ったネクタイを締めて気合を入れて臨んだのですが、説得力なくまだまだ先が見えませんけど、希望は無くさないようにして進んで行きます。人生難題もあるけど、前へ進んで行きましょう。