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Dr.1399 何もないことが幸せ(10月10日)

 定年後も含めてどのように考えたら幸せに生きられるかについて、自分を教材に引き続き研究している。昨日の午後に一人で黒豆のさや豆をとる時間があったが、これがよい試練だった。

 「幸せを感じるのは自分である、人と比べない」「健康とお金とやることがあることが大事」等と既に学んでいるので、昨日のその時間は幸せいっぱいであってもおかしくないと思われるが、それほど幸せを感じることはできなかった。

 その時の自分は、特に痛いところはなく健康である、一応当面のお金の心配はない(そんなに裕福と言うことではないですけど)、やることは「枝豆取り」ということでしっかりとある。

 休みの日にこんな自分の作業が出来るのは、何かあったら出かけなければならない身としては、それだけで有難いことである。そういうことはちょっと考えればすぐに分かる。こうした平和な日本に生まれてきた幸せ、それも分かる。だけど何か幸せ感が身体の中からほとばしるという感覚はない。

 これはなかなかの試練だ。これまでの「幸せな生き方」についての学びが役に立たないのだ。贅沢と言えば贅沢な状態だと思うが、幸せ感が湧いてこない。

 これはもう、幸せの尺度を下げるしかない。特に幸せを感じなくても、特別な心配や痛みがなければ良しとしなければならない。これも理屈では分かるが、感覚としてまだ馴染んでこない。この後、どう研究を深め、特別なことが無くても幸せ感を感じられる生き方・体質にして行きたい。

 今後どうなるか分かりませんけど、自分のためにも、同様の悩みを持たれる(どれだけおられるか知りませんけど)皆さんのためにも、高齢期を日々機嫌よく生きる生き方・考え方研究実践していきます。まあボチボチですけど。

 ☆昨日と同じような写真ですけど、仕事で出張中の一コマ。この時は「幸せってどうすれば感じられるだろう」なんて悩んではいませんでした。「幸せをテーマに悩む間もなくバタバタしている」これが一つの答えかな。

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