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Dr.1384 市役所の仕事(9月23日)

 地域振興や地域貢献、移住者増加に関する仕事がしたくて市役所職員に応募する人がいる。気持ちは尊いと思うが、実際には市役所にはそれ以外もいろんな分野の仕事があり、どの部署に回されるかは分からない。

 内部から市役所の仕事を見てると本当に大変だと思う。全く違う部署に行くことがよくある。以前と全然違う仕事をよくやっておられると感心する。

 ドクターがやってきた教員だと、学校は変わってもやることはそう変わらない。教えることに限界を感じたり、飽きたりしたら、留学(教職員大学院進学も含む)や教育委員会へ転出するということもある。もちろん教育委員化の仕事に興味と意欲を持って転出しても良い。

 現役の市役所職員に、「どんな分野の仕事もやらなければならないから大変ですね」と言ったら、「自分のやりたい仕事と違っても、そこで学んだことが将来自分がやりたかった仕事に生かせることがある」「それよりも、教えることの厳しさ、先生の大変さを外から見ていて感じます」と言われた。

 仏像のマネ授業も含めて適当に学校生活を楽しんでいた身としては、肩身が狭い。外から見ると、先生の仕事も大変に見えるらしい。特にこの頃では、教職のブラック企業化が言われているので猶更だろうか。ドクターなどは、人の成長に関われる仕事のやりがい、転勤によって良くも悪くも人間関係を一新できる職場環境など、教職のしんどさよりも働きやすさを思うが、何事も外から見るのと中の人の思いは違うのだろう。

 もちろん、市民に喜んでもらえる市役所の仕事のやりがいは大きい。仕事の幅の変化の大変さを思ったのだが、考えて見ると、学校を定年退職してからのドクターの仕事も、冒険教育指導者、講演家(これは残念ながら少なかった)、通信大学講師、社団法人職員(空き家相談担当)、市会議員、現職、これにウイークエンド百姓や地域の役職(まち協や水利組合等)etc.でいろんな幅のことをやらせてもらっているが、自分としては、そんなに違うという意識はなかった。

 目の前にやってくる事案に、自分の持てる力を総動員して当たっていく、その結果上手く行く場合もあるけど大概は厳しいことが多く、落ち込んだり、その落ち込みを少しでも和らげる考え方を模索したりに忙しく、総じていえば、流れでやる事になったことを精一杯でも自分らしく出来る範囲で機嫌よくを忘れずやっていくということだろうか。このスタンスはずっと変わらないような気がする。

 まあいろいろ考えると、どの仕事もやり甲斐も大変さもあるけど、自分の出来る範囲で精一杯、でも笑顔を忘れずボチボチやっていくことはそう変わりはないということでしょうか。

 ☆前にも見てもらったかな、稲刈りのドクター。今月のことだけど、もうちょっと遠くなった感じはするけど、いつでも百姓の仕事は内容は変われどもある。目の前のことにどう前向きに取りくむか、結局そのやり方考え方の向上を目指して生きているのでしょうか。まだまだ上達した感じはありませんけど。

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